張大千(ちょうだいせん)の絵画買取なら高額査定の可能性!SATEeee絵画買取へ
1.張大千の絵画作品を売りたいお客様へのご案内
張大千は近代中国の書画家で、東洋のピカソと呼ばれています。20世紀の中国人芸術家の中でも特に国際的な名声が高く、山水画に多くの傑作を残しました。晩年に描かれた水墨画では、古典的な中国画の技法と現代の新しい技法を融合させたとして高い評価を得ています。
このページの目次
2.張大千という絵画作家について
張大千は若い頃より中国絵画の伝統技術を学び、19歳のときに日本に留学。京都芸術専門学校で染色を学んでいます。また、約2年7カ月かけて住み込みで行った敦煌にある莫高窟の仏教壁画の模写により、敦煌壁画の素晴らしさを大きく広めました。自らの作品においても、古典作品や西洋の技法から積極的に画風に取り入れ、溌墨溌彩という墨を筆を使わずに吹き付けるなどの新たな作風に到達しました。
3.張大千の絵画作家についての経歴など
1899年、張大千は四川省内江で生まれました。1917年、日本の京都芸術専門学校に留学し染色を学びます。1933年、中国の中央大学芸術専攻教授に就任。1936年に出版した『張大千画集』においては、徐悲鴻に「500年に1人の画家」と評されています。1940年から約2年7カ月の間、敦煌の莫高窟で壁画の模写をしました。1948年に香港に移住して以降はブラジル、アメリカなどを転々とし、20年以上海外で過ごします。1983年に死去。84歳でした。
4.張大千の絵画代表作品とは
- 廬山図
- 撥墨荷花図
- 中郎授女図
5.張大千の絵画作品の買取査定ポイントを解説
張大千の作品の多くは水墨画であるため、画材として使われた紙や絹本によく見られるカビやシミ・虫食いといったトラブルがないかが重要なポイントです。査定では状態の良し悪しが重視されるため、保管方法に注意して状態を良好に保っておくことをおすすめします。
代表的な絵画作品の査定ポイントはこちら- 保存状態の良し悪し
- 絵に痛みがないか(カビ、虫食いなど)
- 鑑定書があるか
- 付属品はそろっているか(共箱・栞など)
6.張大千の絵画作品の取引相場や参考価格
BSテレ東で2017年11月7日に放送された「なんでも鑑定団」で張大千の作品が鑑定されていました。中国の天才画家、八大山人の画法にならって描いたとされる『魚楽図』の鑑定額は5,000,000円です。作品は間違いなく真作だとされていました。また、張大千の代表的なモチーフである蓮を描いた作品が、1,930,000円で落札されています。落款と印章が確認できる作品で、絵の大きさは縦129cm×横62cmです。
7.張大千の絵画作品の買取についてのまとめ
国際的な名声を得ていた張大千ですが、制作意欲は衰えず、異なる表現方法を積極的に取り入れて画境を深めていきました。東洋のピカソと称される張大千の作品は、現在でも非常に高い人気を誇ります。張大千の作品をお持ちなら、査定でその価値を知ってみてはいかがでしょうか。
その他の絵画について
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