ポップアートの絵画買取なら高額査定の可能性!SATEeee絵画買取へ

1.ポップアート作品を売りたいお客様へ

1950年代から1960年代にイギリスやアメリカで流行し、世界中に影響を与えたポップアートは現在改めて注目が集まっています。60年以上が経過した現在でも数々の広告や映画、絵画などが、さまざまなシーンでポップアートの要素を取り入れるなど、高く評価された絵画のジャンルと言えます。人気の高いジャンルだけに、高額な査定結果が大いに期待できるでしょう。

このページの目次

2.ポップアートについての解説

ポップアートとは雑誌や広告、報道写真や漫画などの大衆文化を使って、大量生産や大量消費社会を表現した芸術です。標識や数字、星条旗、缶詰など、身の回りにある既製品をモチーフとして制作された作品は、当時の大衆に衝撃を与えました。また、漫画や写真のイメージを用いた版画作品もデザインのわかりやすさから多くの人々に受け入れられ、現在に至るまで根強い人気があると言えます。

3.ポップアートについての歴史

1956年にイギリスの美術評論家ローレンス・アロウェイが、商業デザインなどを「ポピュラーなアート」としたことから「ポップアート」の言葉が生まれました。その後、リチャード・ハミルトンがコラージュ作品を発表すると、ポップアートはイギリス中に広がります。アメリカでもジャスパー・ジョーンズの星条旗をモチーフにした作品『旗』が有名となり、1960年代に入るとアンディ・ウォーホルのスープ缶やロイ・リキテンスタインの漫画を拡大したようなアート作品などが発表され、全盛期を迎えました。

4.ポップアート作品の特徴について

ポップアートは伝統的な芸術や抽象表現主義に反発することに端を発しています。実際の広告や有名人の写真などを使い、大衆に定着した既存のイメージを利用して、他の物質と組み合わせることで、新たな表現を行いました。大量に生産される漫画や報道写真、既製品などをリトグラフなどの版画にして大量生産すると、アメリカの豊かさを賛美する魅力的な作品として歓迎されました。商品やメディアに囲まれた若い世代に刺激を与え、カウンターカルチャーの時代における大衆絵画として非常に人気を集めたと言えます。

5.ポップアート作品の買取査定ポイント

ポップアートは、60年ほど前に制作された作品のため、保存状態のよさが重要な査定ポイントになります。また、世界的にも著名な作家の作品か、雑誌やメディアに取り上げられた経歴のある有名な作品であれば、高額な査定が期待できます。

代表的な査定ポイント
  • 作品の保存状態はよいか
  • 著名な作家による作品か
  • 有名な作品か
  • 真作の作品か
  • エディション番号がある作品か

6.代表的なポップアート作家の買取相場価格について

ポップアートは、版画や絵画、彫刻など多彩な作品があるため、その価格帯は幅広く数万円のものから数千万円のものまで存在します。版画であれば同じ作品でも保存状態がよい作品の方が査定額が高くなる傾向にあります。また著名な作家の作品や作品自体が有名であればより高額な査定も期待できるでしょう。

ロイ・リキテンシュタイン(Roy Lichtenstein) 作 『Still life with windmill』

ロイ・リキテンシュタインの作品は、オークションでも取引数が多いです。その中で『Still life with windmill』という作品が1,000,000円の価格で落札されました。サイズが縦77.4cm×横100.0cmで、100部限定のリトグラフで、極限まで削られた色彩と形体で描かれ、新たな絵画表現の可能性を追求した作品です。リキテンシュタインの作品は数十万円以上で落札されることが多く、作品によっては数百万円になることもあります。

アンディ・ウォーホル(Andy Warhol) 作 『Paramount』

アンディ・ウォーホルの作品も、人気が高くオークションでも多数取引されています。その中で『Paramount』という作品が150万円の価格で落札されました。サイズが縦96.5cm×横96.5cmで、190部限定のスクリーンプリントです。パラマウントピクチャーズのオープニングロゴを用いた作品です。ウォーホルの作品は数十万円で落札されることもありますが、多くの作品は数百万円で落札され、最高額は1億円を超えたこともあります。

デイヴィッド・ホックニー(David Hockney) 作 『氾濫するテーブル』

デイヴィッド・ホックニーの作品も、人気がありオークションでも取引数が多いです。その中で『氾濫するテーブル』という作品が780,000円の価格で落札されました。サイズが縦111.8cm×横144.8cmで、A.P.(アーティストの保存用版画)10部限定のリトグラフ作品です。ホックニーの作品はリトグラフが多く、数十万円以上の落札が多い傾向にあります。作品によっては数百万円で落札されることもあります。

7.ポップアート作品の買取についてのまとめ

1950、60年代に斬新な芸術で流行したポップアートは、現在でも人気が高くなっています。多くの人を魅了し世界的にも評価されていることから、数十万円から数百万円の高額査定の可能性があります。ポップアートの作品をお持ちの場合は、一度査定に出していただいて価値をお調べになってはいかがでしょうか。

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