由里本 出(ゆりもと いずる)の絵画買取なら高額査定の可能性!SATEeee絵画買取へ

1.由里本 出の絵画作品を売りたいお客様へのご案内

由里本出は、傑出した作品を発表し続けている現代日本画壇屈指の大家です。障壁画創作でも活躍し、妙心寺塔頭龍泉菴の襖絵104面を制作し、そのうち沙羅双樹の襖絵は、観光キャンペーン「京の冬の旅」のポスターに採用されるなど好評を博しました。熱心な愛好家が常に出品を待望しており、意外な高額取引も期待できます。

このページの目次

2.由里本 出という絵画作家について

由里本出は、国際的な知名度も高い日本画の巨匠、堂本印象に入門し腕を磨き、1963年の第6回新日展で『冬山』が初入選を果たしました。その画風は雄大かつ荘厳な気迫にあふれ、とくに、金沢など北国を題材とした風景画が高い評価を得ています。日展会員として充実した画業を展開し、第14回、第20回の改組日展では特選を受賞しました。

3.由里本 出の絵画作家についての経歴など

由里本出は1939年、京都市に生まれ、金沢美術工芸大学を卒業しました。旺盛な制作意欲で次々と作品を発表するや、1970年、1971年に京展市長賞、1981年の第16回日春展で日春賞、1994年第46回京展で京展賞を受賞するなど名だたる展覧会で受賞を重ねました。さらに、1998年の第33回日春展の出展作品は外務省買上げとなるなど、現代日本画壇を代表する大家として確固たる地位を築いています。

4.由里本 出の絵画代表作品とは

  • 冬山
  • 京都・妙心寺襖絵(1999年~2002年)

5.由里本 出の絵画作品の買取査定ポイントを解説

障壁画制作などでの知名度も高い由里本出作品は、模写や真贋不明な作品が出回るケースもあります。高額査定の条件として、真作であることがまず挙げられますので、鑑定書などがあれば付属されることがお勧めです。また、展覧会出展の目録や解説などで作品の来歴が明らかであったり、額や共シールなど付属品が揃っているなどの条件が重なると、さらなる高値も期待できます。

代表的な絵画作品の査定ポイントはこちら
  • 由里本出の真作であるかどうか(証明書や鑑定書があればなお良し)
  • 作品の来歴が明らかであるかどうか(展覧会出展の目録や解説などがあるか)
  • 付属品は揃っているか(額、共シール、箱などが残っているか)
  • 作品の完成度はどうか(画題や作家の個性の表現など)
  • 保存状態は良好か(シミ、カビ、欠けなどがないか)

6.由里本 出の絵画作品の取引相場や参考価格

真作保証があるか、付属品が揃っているか、作品の大きさや保存状態などで査定額は左右されていますが、作家の個性の表現が著しい壮大な風景画などはおおむね高評価を得ています。『岬への道』という作品サイズ90cm×63cm、額寸110cm×89cmの日本画は、真作保証済みで、右下に落款、印、裏に共シールがある保存状態の良好な作品で、作家の世界観がよく表現されていたこともあり、60,000円で落札されました。

7.由里本 出の絵画作品の買取についてのまとめ

日本美術の伝統を守り発展させるという作家のゆるぎない意志が結実した由里本出作品は、現在も熱烈なファンを増やし続けています。サインや落款、証明書などで真作の確認ができれば高額な査定が提示される可能性は大いに期待できます。もしお手元に作品をお持ちでしたら、ぜひ査定に出されることをおすすめします。

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