吉井 淳二(よしい じゅんじ)の絵画買取なら高額査定の可能性!SATEeee絵画買取へ

1.吉井 淳二の絵画作品を売りたいお客様へのご案内

吉井淳二は100歳まで生きて、100歳という年齢にもかかわらず『ロバと駆者』という作品を描いています。数々の名作を残し、日本を代表する洋画家として活躍しました。日本美術への貢献度は高く、その作品も高値での買取が期待できる画家といえるでしょう。

このページの目次

2.吉井 淳二という絵画作家について

吉井淳二は、若いころこそタッチに荒々しさがありましたが、晩年にはより写実的で情感ある画風に変化していきます。庶民の生活風景を淡い色彩と詩情で描く画風は、見る人に安らぎと親近感を与えるものです。100歳になっても制作を続けていたことからも分かるように、常に絵と向き合い続けた生涯を送りました。晩年には、社会福祉にも尽力し、特別養護老人ホームを開園しています。

3.吉井 淳二の絵画作家についての経歴など

吉井淳二は、1904年に鹿児島県で生まれました。東京美術学校を卒業後、郷土の先輩である和田英作に師事します。1929年〜1932年の間、フランスに留学。帰国後は二科会を中心に活動し、1961年には理事に就任しています。1965年、『水汲』などで日本芸術院賞を受賞、1976年に日本芸術院会員となりました。その後も精力的に制作を続けて活躍し、日本美術界への貢献が認められたことで1985年には文化功労者となります。1989年、文化勲章を受賞。2004年に逝去、享年100歳。

4.吉井 淳二の絵画代表作品とは

  • 水汲(1964年)
  • 市場にて(1977年)
  • 村の休憩所(1985年)

5.吉井 淳二の絵画作品の買取査定ポイントを解説

吉井淳二は頭上に荷をのせて労働する女性をよく題材にしていて、買取市場でもそういった作品が人気があるようです。長きにわたり日本の洋画界を代表する重鎮であったため、高値での取引が期待できますが、まず真作であることが前提となります。出来る限り、鑑定書を付属することをお勧めします。

代表的な絵画作品の査定ポイントはこちら
  • 正式な鑑定書の有無
  • 人気のある作品であるか
  • 保存状態は良好か

6.吉井 淳二の絵画作品の取引相場や参考価格

吉井淳二の買取相場価格は、リトグラフであれば数万円、油彩画の小品では10万円前後となっています。市場に出ていたリトグラフの作品『薔薇』は13,300円で落札されていました。状態は良好で、画寸は縦41cm×横31.8cm、額寸が縦62.5cm×横52.5cmです。直筆のサインと印譜がありました。また、油彩画でSMサイズの『薔薇』という作品は10万円で取引されていました。額の大きさは、縦46cm×横36.5cmです。作品の状態は良好で、画家のサインが確認できます。

7.吉井 淳二の絵画作品の買取についてのまとめ

吉井淳二は、日本を代表する洋画家であり、いい意味でクセのない画風は今でも人気があります。文化勲章を受賞するなど日本美術会への貢献度も高く、その作品も高値での買取が十分期待できる画家です。吉井淳二の作品をお持ちの方には、一度査定に出されてみることをお勧めします。

その他の絵画について