吉原 英雄(よしはら ひでお)の絵画買取なら査定金額を比較できる「SATEeee絵画買取」へ
1.吉原 英雄の作品を売りたいお客様へ
吉原英雄は、現代日本を代表する画家であり、版画家です。国際版画ビエンナーレなど、国際展にも数多く参加しています。リトグラフや銅版を用いた作品で、池田満寿夫や靉嘔らと共に版画作家として確固たる地位を築きました。その作品は、現代人の不安や心理的な真空感を表現することで高い評価を得ました。
このページの目次
2.吉原 英雄についての解説
吉原英雄は、初めは油画を描いていましたが、後にリトグラフや銅版作品を発表し、国際的な賞を数多く受賞しました。1965年ごろからリトグラフと銅版の併用を始め、鳥のくちばしと女性の肉体、原色のストライプを組み合わせた作品を多数制作します。後半はモノクローム作品を数多く制作しました。女性や静物などをモチーフに、臨場感のある虚構空間を描き出した作品は、今もなお色褪せません。
3.吉原 英雄の歴史
吉原英雄は1931年広島県に生まれました。17歳の頃から近所の画家の元に出入りし、大阪市立美術研究所洋画家で学びました。遠縁である現代美術家吉原治良に師事し、具体美術協会に参加しますが、1955年デモクラート美術家協会に移籍し、版画の制作をはじめます。1968年第6回国際版画ビエンナーレにて、文部大臣賞を受賞、翌1969年第9回現代日本美術展ブリヂストン美術館賞受賞、1970年には第20回芸術選奨新人賞受賞するなど多くの賞を受賞し、版画家として確固たる地位を築きました。2007年死去、享年76歳でした。
4.吉原 英雄の代表作
- ひまわり
- シーソーI
- ミラー・オブ・ザ・ミラー
- 剥奪されたもの
5.吉原 英雄の作品の買取査定ポイント
吉原英雄の作品を買取査定する際、最も重視するのは本人の作品であることです。サインがあること、共シールなどの保証があると真作であることが確かなものになります。版画作品は、エディション数が書かれていることも要チェックです。シミや汚れなどがなく、できるだけ良い保存状態であることが好ましいです。
代表的な査定ポイント- サインがある
- 共シールがある
- 版画であればエディション数があるか
- 保存状態が良い
6.吉原 英雄の作品の取引相場価格
市場に出品されている吉原英雄の作品は、ほとんどがリトグラフや銅版、シルクスクリーンといった版画作品です。『FEBRUARY』は、18,000円で落札されています。銅版とリトグラフを組み合わせた吉原英雄の代表的な作品です。額サイズは62.5cm×79cm、エディション数は30です。また、落札前の見積もり価格ですが約58.5cm×約47cmのシルクスクリーン作品は25,000円で市場に出ていました。これは作者所有のアーティストプルーフ作品です。吉原英雄の版画作品は20,000円前後で取引されていることがわかります。
7.吉原 英雄の作品の買取についてのまとめ
現代日本を代表する画家で版画家である吉原英雄は、国際的な賞も多数受賞している評価の高いアーティストです。作品の多くはリトグラフや銅版といった版画作品で、市場でも取引されており、作品はとても需要があります。保存状態がよく稀少性の高い作品でしたら高額査定の可能性もあります。ぜひ一度査定してみませんか。
お手持ちの品物名や作者などご入力し検索をすると、品物の取引相場価格や品物情報などを閲覧する事ができます。