吉田 公均(よしだ こうきん)の絵画買取なら査定金額を比較できる「SATEeee絵画買取」へ

1.吉田 公均の作品を売りたいお客様へ

吉田公均は四条派の画風を極め、精密な日本画を多く残した人物です。インターネットオークションで高値で取引されたり、美術館で展覧会が開催されていたりと、名実ともに優れた画家です。新たな作品が発見されれば、高額での買取が実現するかもしれません。

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2.吉田 公均についての解説

吉田公均は、幕末から明治にかけて活躍した四条派の画家です。広均、田均などの別号を用いたこともありました。若い頃から一人前の絵師として認められ、人物画、花鳥風月、山水画など、幅広いテーマを描いて活躍しました。最近では2015年に富山市佐藤記念美術館で、作品の展覧会が開催されています。

3.吉田 公均の歴史

吉田公均は1804年に越中で生まれました。幼い頃から絵画を好み、紀広成(山脇東暉)に師事して学んでいました。のちに貫名菘翁のもとで文人画を、松村景文のもとで四条派の技法を習得します。京都御所が新築された際には、学問所の杉戸に「花車図」を描くほど、実力を認められていました。1876年に京都で没し、73歳の生涯を終えました。

4.吉田 公均の代表作

  • 春秋花車図 (1855年)
  • 松鷹図 (1855年)

5.吉田 公均の作品の買取査定ポイント

作者の落款が入っており、真作であることを保証する鑑定書がついていると、高額で査定される可能性が高まります。また、保存状態の良さも重要です。古い紙製の作品のため、破れや虫食いの少ない、状態のよい作品が発見されれば、より高値で取引される可能性が高くなります。

代表的な査定ポイント
  • 正式な鑑定書がついているか
  • 箱や袋がついているか
  • 破れや虫食いなどが少ないか
  • 汚れや日焼けで傷んでいないか

6.吉田 公均の作品の取引相場価格

吉田公均の額装作品は市場に出回ることが少ないようですが、ネットオークションでは掛け軸作品の出品がありました。『宝来図双福』は260,000円で落札され、軸寸が縦195cm×横68cm、本紙縦137cm×横56cmの真作です。額装作品での取引実績は確認できていませんが、今後市場に出品されることがあれば、このように数十万などの高値が付くことも期待できます。

7.吉田 公均の作品の買取についてのまとめ

吉田公均は四条派を代表する日本画家で、精密な風景画などを多く残しました。美術館では度々企画展が開催されており、オークションでは高値で取引されている例が多く見られます。お手元に吉田公均の作品をお持ちの方は、一度査定に出されてはいかがでしょうか。