吉田 博(よしだ ひろし)の絵画買取なら高額査定の可能性!SATEeee絵画買取へ
1.吉田 博の絵画作品を売りたいお客様へのご案内
吉田博は、太平洋画会の中心として活躍し、水彩画・油彩画・木版画の分野で西洋画壇を牽引した画家です。西洋の写実的な表現と日本の伝統的な木版画技法をあわせた新しい木版画に取り組みました。自然を愛した画家の作品のほとんどが風景画で、世界的に評価されています。
このページの目次
2.吉田 博という絵画作家について
吉田博は、明治時代から昭和にかけて活躍した画家です。その絵は、美しい色彩と圧倒的な画力で描かれた叙情的な画風で、見る人を魅了します。吉田博は自然の中にこそ美があるとして、その美を直接見ることができない人のために、絵で表現することを画家の使命としました。また、後半生を木版画の新たな可能性に捧げ、さまざまな技法を駆使して表現の方法を探りました。20年間で制作した木版画の数は250点にも及びます。
3.吉田 博の絵画作家についての経歴など
吉田博は、1876年に福岡県で生まれますが、1891年には画才を見込まれて洋画家の吉田嘉三郎の養子となります。1899年、1カ月分の生活費だけを持って渡米。デトロイト美術館等での展示即売会が大成功し、その資金でヨーロッパを巡っています。帰国後は、油彩画の分野で文展や帝展の審査員を務めるなど活躍しました。1920年に版元の渡辺庄三郎と出会い、木版画の出版を開始。1925年以降の後半生は、油彩画と並行して木版画の制作に情熱を注ぎました。1950年に逝去。享年74歳。
4.吉田 博の絵画代表作品とは
- 牧場の午後(1921年)
- 雲井櫻(1926年)
- 藤之庭(1935年)
5.吉田 博の絵画作品の買取査定ポイントを解説
吉田博の作品は版画も多く残っているため、保存状態の良し悪しで査定額が大きく変化する場合があります。版画は紙に刷られているので、湿度に弱いのです。また、タバコの煙でも茶色に変色しますし、直射日光が当たると退色の原因になります。作品が版画の場合は、適切な場所で保管しておくのがお勧めです。
代表的な絵画作品の査定ポイントはこちら- 適切な場所での保管
- 絵の痛み具合(退色・変色など)
- 真作だと確認できるか
6.吉田 博の絵画作品の取引相場や参考価格
吉田博の作品は油彩画でも版画でも、市場では高い人気があります。油彩画の作品では4号サイズの『糸満の市場』という作品が95万円からの取引となっていました。絵の状態は良好で、真作保証があります。大きさは、画寸が縦22cm×横32cm、額寸が縦43.8cm×横53cmです。版画のほうは、『光る海』という作品が121万円で取引されていました。絵の状態は良好で、自摺りスタンプ・直筆サイン・角朱印が確認できます。版画のサイズは、縦40.5cm×横27.8cmです。
7.吉田 博の絵画作品の買取についてのまとめ
明治から昭和にかけて風景画の第一人者として活躍した吉田博。画家が制作した版画『光る海』を、イギリスのダイアナ妃が書斎に飾っていたことでも知られています。世界的にも評価の高い吉田博の作品は、高い査定額が予想されます。吉田博の作品をお持ちの方は、一度査定で作品の価値を知っておくことをお勧めします。
その他の絵画について
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