横井 金谷(よこい きんこく)の絵画買取なら高額査定の可能性!SATEeee絵画買取へ
1.横井 金谷の絵画作品を売りたいお客様へのご案内
横井金谷は江戸時代後期の文人画家で、浄土宗の僧侶でもありました。晩年には与謝蕪村に影響され、画題や画面構成などを参考にした絵を多く描いています。2019年に滋賀県立近代美術館で横井金谷展が開催されるなど、近年その画業が注目されている画家です。
このページの目次
2.横井 金谷という絵画作家について
横井金谷は浄土宗の僧侶で、自らの半生を挿絵入りで綴った『金谷上人御一代記』がよく知られています。京都北野の金谷山極楽寺の住職をしていたことから画号を「金谷」とし、ほとんどの絵にこの画号を署名しました。与謝蕪村の画風を慕い、参考にした作品が多く見られることで、絵師の紀楳亭とともに近江蕪村と言われています。金谷は蕪村の画を写しながらも、自身の体験を重ね合わせて描き独自の世界を築き上げました。
3.横井 金谷の絵画作家についての経歴など
1761年、横井金谷は現在の滋賀県草津市に生まれます。9歳で出家し、1781年に21歳という若さで金谷山極楽寺の住職になりました。この頃から本格的に絵を描きはじめたようです。1788年、天明の大火で極楽寺が消失したことがきっかけとなり、西日本を歴遊。名古屋では一時期、南画家の張月樵に絵を学んでいます。1824年に故郷の近江に戻り、草庵「常楽庵」を大津坂本に結びました。1832年、大津坂本で死去。
4.横井 金谷の絵画代表作品とは
- 吉野熊野真景図(1806年)
- 蘭亭曲水図(1815年)
- 琵琶湖真景図屏風(1832年)
5.横井 金谷の絵画作品の買取査定ポイントを解説
古書画の部類は贋作や模写が大変多くなっています。横井金谷の作品でも「模写」とされているものが多く出ていました。高値で取引するには真作が条件となりますので、正式な鑑定書の付属をお勧めします。また、制作年代がかなり古いため、絵の状態により査定額も変動するようです。
代表的な絵画作品の査定ポイントはこちら- 真作の証明(鑑定書など)
- 保存状態は良いか
- 付属品があるか
- 本人の署名が確認できるか
6.横井 金谷の絵画作品の取引相場や参考価格
市場には、横井金谷の作品とされる真贋不明のものが多数出ていました。そのような作品は数千円から数万円での取引となっています。真作を謳った作品では、六曲一双の『山水人物屏風』に12万9千円の値段がついていました。箱はなく、作品にはシミ・ヨレ・汚れ・ヤケ・虫食い・破れがあるようです。また、肉筆とされ、署名と落款があります。紙本の寸法は縦157cm×横365cmで、全体の寸法が縦171cm×横377cmです。状態の良好な日本画作品であればより高額な査定も期待できるでしょう。
7.横井 金谷の絵画作品の買取についてのまとめ
横井金谷は、数え切れないほど多くの作品を残しており、画風も四条派・南画風・蕪村風とさまざまに描いています。また描く対象も山水画・人物画・仏画・俳画と多彩で、その奇才ぶりが近年特に評価されている画家です。横井金谷をお持ちであるなら、ぜひ一度査定をしてみることをお勧めします。
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