矢野 夜潮(やの やちょう)の絵画買取なら査定金額を比較できる「SATEeee絵画買取」へ
1.矢野 夜潮の作品を売りたいお客様へ
矢野夜潮は江戸の京都で活動した日本画家です。現存する作品は10点余りと少ないにも拘わらず、博物館に収蔵されていたり、展覧会が開催されていたりと、近年評価が高まりつつある画家です。矢野夜潮の絵画作品は、高値で取引できる可能性があります。
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2.矢野 夜潮についての解説
江戸時代の京都で活躍した画家、矢野夜潮。円山派の伝統を受け継ぎつつ、その枠に囚われない自由闊達な作品を残しました。『殿中幽霊図』は福岡市博物館、『春日祭図巻』は春日大社にそれぞれ収蔵されています。また、2019年1月には京都・嵯峨嵐山文華館にて、代表作のひとつである『高雄秋景・嵐山春景図屏風』の展覧会が行われました。
3.矢野 夜潮の歴史
矢野夜潮は1728年、江戸の京都に生まれました。本名は正敏、字は仲観といい、「物集女(もずめ)」などの通称も用いています。応門十哲(円山応挙の優れた十人の弟子)の一人である山口素絢に師事し、直接教えを学んでいます。美人画を得意とした師匠の山口素絢に対し、矢野夜潮は「写景」を得意とした、と伝えられています。1828年に47歳で没しました。
4.矢野 夜潮の代表作
- 殿中幽霊図
- 春日祭図巻
- 高雄秋景・嵐山春景図屏風
5.矢野 夜潮の作品の買取査定ポイント
矢野夜潮本人の作品であると確認できる鑑定書があると、高額での買取査定が出やすくなるでしょう。また、箱などの付属品がある状態で保存されていると、より高値になる傾向にあります。また、紙が破れたり折れていないかも重要なポイントです。保存状態の良い作品であれば、高額で取引することができるかもしれません。
代表的な査定ポイント- 正式な鑑定書がついているか
- 落款がついているか
- 破れや虫食いなどが少ないか
- 汚れや日焼けで傷んでいないか
6.矢野 夜潮の作品の取引相場価格
矢野夜潮の額装作品は市場に出回ることが少ないようですが、ネットオークションでは掛け軸作品の出品がありました。『萬歳図』は10,500円で落札された、軸寸縦168cm×横54cm、本紙縦110cm×横42cmの作品です。真作かどうか不明で、箱もついていない状態でこの価格で取引されていますので、付属品が揃った真作であれば、より高値での取引が見込めるでしょう。
7.矢野 夜潮の作品の買取についてのまとめ
江戸の京都に生まれ、鮮やかな色使いで幽霊画や風景画などを残した矢野夜潮。近年再評価の兆しが高まりつつありますが、残された絵画の点数は少なく、貴重な存在になっています。お手元に矢野夜潮の絵画作品をお持ちであれば、意外な高値で取引されるかもしれません。一度査定に出されてみてはいかがでしょうか。
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