山本 竹雲(やまもと ちくうん)の作品を高価買取!絵画作家の査定ポイントを徹底解説!

1.山本 竹雲の作品を売りたいお客様へ

山本竹雲は幕末から明治初期にかけて活躍した画家で、篆刻家や茶人としても知られています。また、漢籍詩文の教養に富み、煎茶道具の鑑定にも長けていた竹雲は、明治初期の上方の文人文化を引っ張る存在でした。竹雲の作品は希少価値があり、高値での取引が期待できます。

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2.山本 竹雲についての解説

山本竹雲は香川県高松で篆刻家の細川林谷に師事し、篆刻や画を学んでいます。篆刻で生計を立てるために各地で売印し、公卿や政治家、官僚など当時の名士たちの印章を多く刻しました。また、煎茶や玉露などを用いた煎茶道でも知られ、茶器の鑑定には定評があったようです。画においても高く評価されている竹雲は、南画の画風で花卉画を多く描いています。

3.山本 竹雲の歴史

1819年、山本竹雲は岡山県の裕福な家に生まれています。その頃、煎茶が盛んであった高松に訪れ、細川林谷に篆刻や画を学びました。その後、京都に出て御池柳馬場に居住しています。竹雲は江戸時代の儒学者、篠崎小竹に漢学を学び、漢詩人としても知られました。また、煎茶にも通じた竹雲の箱書を持つ茶器は今でも珍重され、高い評価を得ています。1888年、天皇の印章の刻者に選ばれなかったことから入水しました。享年69歳

4.山本 竹雲の代表作

  • 消夏偶興

5.山本 竹雲の作品の買取査定ポイント

制作年代が古い作品の査定では、真作と証明できるかが重要なポイントです。作品に鑑定書がない場合は、正式な機関に鑑定を依頼しておくことをおすすめします。山本竹雲の作品は希少価値があり、真作であるだけで高価買取の可能性があるからです。

代表的な査定ポイント
  • 鑑定書があるか
  • 適切に保管されていたか
  • 落款と印章、共シールがあるか
  • 作品の状態(シミ、退色など)

6.山本 竹雲の作品の取引相場価格

山本竹雲は古い時代の作家のため、真作の日本画は流通数が少なく、希少性が高まっております。山本竹雲の画や書が入っている画帖などは、50,000円で落札されており、こちらはヤケや少しの傷みがあり、裏表の表紙と本体をつなぐ糊が剥がれた状態です。絵には落款や印章が確認でき、大きさは縦41.8cm×横35.6cm×厚さ3cmでした。また、真作の山水図の落札価格は23,950円です。経年によるシミ、汚れがあります。大きさは、本紙が縦155.5cm×横23cmで、全体が縦221.5cm×横53cmです。状態の良しあしなどでも価格は変動致しますが、貴重な真作の日本画であればさらなる高額の査定結果が期待できるといえます。

7.山本 竹雲の作品の買取についてのまとめ

山本竹雲は、画や篆刻、煎茶道以外にも漢詩文や茶器の鑑定などに才能を発揮し、明治初期の上方文人文化を牽引しました。多くの名士たちの印章を刻した竹雲は画の評価も高く、作品には希少価値があります。貴重な山本竹雲の作品をお持ちであれば、是非一度査定をしてみることをおすすめします。

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