山口 晃(やまぐち あきら)の絵画買取なら高額査定の可能性!SATEeee絵画買取へ

1.山口 晃の絵画作品を売りたいお客様へのご案内

山口晃は1969年に生まれた美術家です。現代でもっとも活躍する日本人画家の一人として知られ、毎年国内外で個展・グループ展で作品を精力的に発表しています。古典絵画を参照しつつ、現代的な感覚を加えて創作されたユーモアとシニカルさにあふれた作風は非常に人気があります。近年は山梨県立富士山世界遺産センターや成田空港など、パブリックアートも多く手がけ、今後ますます活躍が注目されています。本人の作で作品にダメージが少ないものには高値がつく可能性があります。

このページの目次

2.山口 晃という絵画作家について

大学では油絵を学んだ山口晃ですが、その画風は浮世絵や大和絵を彷彿とさせます。代表作『東京圖 六本木昼図』は洛中洛外図を思わせる鳥瞰図の構図で描かれています。正確な線で細部まで描き込まれた人物や街並みの表現からは卓越した技術を感じられます。過去と現在の人物が混じり合い、時間と空間を横断するような壮大なスケールの作品は多くの人を楽しませています。作品の中に見られるユーモアのセンスも抜群で、山口晃の作品の人気の理由の一つです。大原美術館や滋賀県立近代美術館などの国内の美術館のほか、海外の美術館にも作品がコレクションされています。

3.山口 晃の絵画作家についての経歴など

山口晃は1969年、群馬県桐生市に生まれました。地元の高校卒業後、私立の美術大学を経て東京藝術大学美術学部絵画科油画専攻で学び、同大学の大学院美術研究科絵画専攻(油画)修士課程を修了します。1997年、会田誠とともに「こたつ派」展に参加、ミヅマアートギャラリーで開催されたこの展覧会で注目されるようになりました。2001年には第4回岡本太郎記念現代芸術大賞優秀賞を受賞。パブリックアートなども多く手がけ、また2012年には平等院の養林庵書院の襖絵を手がけています。作品集や著書はこれまでに10冊以上が出版されていますが、2013年には『ヘンな日本美術史』で第12回小林秀雄賞を受賞しました。

4.山口 晃の絵画代表作品とは

  • 東京圖 六本木昼圖(2002年)
  • 百貨店圖 日本橋三越(2004年)
  • 成田国際空港 飛行機百珍圖(2005年)
  • 富士北麓参詣曼荼羅(2016年)

5.山口 晃の絵画作品の買取査定ポイントを解説

まず山口晃本人による作品であることが一番のポイントです。証明書や鑑定書があれば査定額に影響します。作品の入手経路がはっきりしているかも査定のポイントとなります。保存状態が良好である場合や箱がある場合には、さらに査定額が高くなる可能性があるでしょう。

代表的な絵画作品の査定ポイントはこちら
  • 本人の作品か(鑑定書や証明書はあるか)
  • 保存状態は良好か(作品にダメージがないか)
  • サイン、落款印があるか
  • 作品の号数

6.山口 晃の絵画作品の取引相場や参考価格

以前クリスティーズのオークションに山口晃の作品が出品された際、194万香港ドル(約2,716万円)の値で取引されたことがあります。2006年に制作され『四天王』と題されたこの作品は、大きさが各194cmx97cmの4枚の絵が1枚のパネルにまとめられているもので、それぞれの作品裏に作者の自著と制作年の記載があるものでした。海外のオークションでは1枚の絵の評価額は350万〜500万円ほどで見積もられています。

7.山口 晃の絵画作品の買取についてのまとめ

年々国際的な評価が高まってきている山口晃の作品。現代のアートシーンを代表する著名な美術家であることから贋作が出回っていることもあり得ますが、真作だと鑑定されると数百万から数千万円の値がつく可能性もあります。さらに状態の良いものや代表作である場合には査定額が上がる可能性があります。山口晃作品をお持ちの場合はぜひお問い合わせください。

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