翁 同龢(おう どうわ)の絵画買取なら高額査定の可能性!SATEeee絵画買取へ

1.翁 同龢の絵画作品を売りたいお客様へのご案内

翁同龢は清代末期の大官僚で、光諸帝の師傅をつとめ皇帝の信任を得ていた人物です。書家としても名を残し、中国近代史において大きな影響を及ぼしたとされています。その作品は歴史的にも価値が高いため、買取市場では高値で取引される傾向があるようです。

このページの目次

2.翁 同龢という絵画作家について

翁同龢の父親は高官をしていた翁心存で、自身も同治帝と光緒帝の師を務めています。戸部尚書や軍機大臣などの要職を歴任し、皇帝の信任が厚かった翁同龢は西太后派と対立。皇帝の親政を強化しようと、康有為登用による戊戌変法を企てました。しかし、失敗に終わり失脚、処罰されて帰郷することとなります。書においては顔真卿の書風にならい、重厚で雄壮な作品を残しています。

3.翁 同龢の絵画作家についての経歴など

翁同龢は1830年に、江蘇省常熟で生まれています。1856年に首席で進士に合格。その後、刑・工・戸各部の尚書や軍機大臣を歴任しました。1889年に光緒帝が親政をはじめると西洋の学問の重要性と穏健な改革を説き、帝師という立場から政治思想にも影響を与えています。1894年の日清戦争では主戦論を唱え、下関条約反対論を主張しました。1898年に企てた戊戌変法に失敗して解任され、1904年に故郷で病死しています。享年74歳でした。

4.翁 同龢の絵画代表作品とは

  • 瓶庵詩稿
  • 翁文恭公日記
  • 翁文恭公軍機処日記

5.翁 同龢の絵画作品の買取査定ポイントを解説

作品の年代が古いため、やはり保存状態の良し悪しが買取査定でのポイントとなるでしょう。紙に書かれた作品は経年でのトラブルが多いため、日頃から状態を確認しておく必要があります。ただ、翁同龢の作品は歴史的な価値も高く、真作であるだけで高値で取引されることもあるようです。

代表的な絵画作品の査定ポイントはこちら
  • 作品にシミや破れなどないか
  • 適切に保管されていたか
  • 正式な鑑定書はあるか
  • 付属品はあるか(共箱など)

6.翁 同龢の絵画作品の取引相場や参考価格

翁同龢の作品は、取引数が少なく買取市場にはほぼ出回っていません。取引された例を見ますと、真作とされた『書法六行書』という掛け軸の作品が、188,111円で落札されていました。作品には紙本肉筆保証があり、署名と押印が確認できます。掛け軸の大きさは、長さ121cm、横幅50cmです。翁同龢の作品は書も書画も希少価値が高いため、状態が良好で真作であれば高価買取が予想されます。

7.翁 同龢の絵画作品の買取についてのまとめ

清の高官でありながら、詩文や書にも長けていた翁同龢。書では欧陽詢、楮逐良、顔真卿などといったさまざまな書家から学んでおり、特に顔真卿からの影響が大きいとされています。中国近代史に大きな影響を与えた翁同龢の作品は、歴史的にも価値が高いものです。書だけでなく書画も残されており、希少価値の高い作品なのでお持ちの方は、ぜひ一度お問い合わせください。

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