宇佐美 圭司(うさみ けいじ)の絵画買取なら高額査定の可能性!SATEeee絵画買取へ

1.宇佐美 圭司の絵画作品を売りたいお客様へのご案内

宇佐美圭司は日本の現代画家であり、武蔵野美術大学、京都市立芸術大学等で教授を務めた美術教育者でもあります。1960年代から70年代にかけてのアメリカ現代美術の影響を強く受けたとされており、日本の現代美術にも大きな影響を与えた画家の一人です。独自の芸術論を持ち、多くの著書を残しました。

このページの目次

2.宇佐美 圭司という絵画作家について

宇佐美圭司は日本芸術大賞や芸術選奨文部科学大臣賞を受賞したことのある、偉大な現代画家です。絵画に加えて壁画制作でも知られています。画家としてだけでなく美術監督や執筆活動など、多彩な活躍ぶりを見せました。1965年にアメリカで黒人暴動が起きた際に撮影された『ワッツの暴動』という写真にインスパイアされた作品で、一躍注目を集めました。代表作に『路上の英雄』シリーズがあります。

3.宇佐美 圭司の絵画作家についての経歴など

宇佐美圭司は1940年に大阪府吹田市に生まれました。父親の転勤に伴い和歌山へ移住し、後に家族で帰阪します。画家を志し上京しますが、東京藝術大学を受験するも不合格となり、独学にて画家としての活動をスタートさせました。1963年に南画廊にて初の個展を開催し、1966年に初めてニューヨークを訪れ1965年には「新しい日本の絵画と彫刻」展に出品します。1967年にはパリ青年ビエンナーレ、1972年にはヴェネツィア・ビエンナーレに参加し、国内外で精力的に活躍しました。1989年に日本芸術大賞を受賞、2002年には芸術選奨文部科学大臣賞を受賞しその功績は広く認められました。2012年に72歳で亡くなりました。

4.宇佐美 圭司の絵画代表作品とは

  • 還元 No.2(1963年)
  • アクション・フィールド(1964年)
  • 積層 No.1(1974年)
  • 制動・大洪水(2011年~2012年)

5.宇佐美 圭司の絵画作品の買取査定ポイントを解説

宇佐美圭司は著名な画家ですので、真作であれば大変高価値になると考えられます。署名やサインがあることはもちろん、鑑定書などありますとより確実です。人気シリーズや社会的メッセージ性のある作品は人気が高く、高値が付く傾向にあります。

代表的な絵画作品の査定ポイントはこちら
  • 人気シリーズかどうか
  • 社会的メッセージ性のある作品かどうか
  • 署名やサインがあるか
  • 作品に汚れや傷がないか
  • 作品のサイズ
  • 制作された時期

6.宇佐美 圭司の絵画作品の取引相場や参考価格

インターネットオークションにて、『4辺形の頂点に注目して』と題された作品が322,000円で落札されました。紙にインクで描かれた水彩画で、画面サイズは71cm×94cm、額サイズは100cm×123cm、画面右下にサインが入っています。作品状態は良く、南天子画廊扱い作品であるため真作の可能性が極めて高く、非常に高額での取引となりました。

7.宇佐美 圭司の絵画作品の買取についてのまとめ

宇佐美圭司は日本の現代美術界において欠かすことのできない存在です。東京大学の生協中央食堂壁画作品《きずな》を寄贈したことでも知られており、作品は現在においても非常に人気があるため、真作には多くの購入希望者が殺到します。作品をお持ちでしたら、ぜひ査定に出して頂くことをおすすめします。

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