浦上 春琴(うらがみ しゅんきん)の絵画買取なら高額査定の可能性!SATEeee絵画買取へ

1.浦上 春琴の絵画作品を売りたいお客様へのご案内

浦上春琴は、江戸時代後期の文人画家です。父浦上玉堂の独創的な画風とは異なる精緻な彩色で花鳥画や山水画を描き、生前は父よりも高い評価を得ていました。浦上春琴の作品は今でも人気があり、東京国立博物館をはじめとする美術館にも収蔵されており、買取額も高値になる傾向があります。

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2.浦上 春琴という絵画作家について

浦上春琴は写生に基礎を置く温雅な山水画と花鳥画を得意として、洗練された透き通るような気品のある画を描き、さまざまな作品を残しました。また書道、詩文、平曲、七絃琴にも優れて、器ものや書画の鑑定にも秀でているなど、非常に多才な人として知られています。また紀春琴の名で漢詩集『論画詩』を著しています。

3.浦上 春琴の絵画作家についての経歴など

浦上春琴は、1779年に備前国(現在の岡山県)に生まれ、画を父の浦上玉堂に学びました。1794年16歳のとき、玉堂が脱藩するのに同行して親子で諸国を歴遊し、江戸や長崎では画塾に通って古書画を研鑽します。20代で京都に定住し、頼山陽や田能村竹田、岡田米山人、岡田半江、篠崎小竹、貫名海屋、柏木如亭ら著名な文人との親交を深め、やがて関西画壇きっての人気画家となりますが、1846年に68歳で亡くなりました。

4.浦上 春琴の絵画代表作品とは

  • 玉堂七十歳寿像(1814年)
  • 春秋山水図(1821年)
  • 花鳥図(1833年)
  • 花卉果蔬図巻(1844年)

5.浦上 春琴の絵画作品の買取査定ポイントを解説

浦上春琴の作品は模写が非常に多く、真作は国内の美術館に多く収蔵されており市場には少ない傾向にあるため、かなりの高額査定が期待されます。真贋不明の作品も多いため、肉筆画の真作であるかが高額査定の重要なポイントです。

代表的な絵画作品の査定ポイントはこちら
  • 人気のある花鳥画または山水画か
  • 落款はあるか
  • 正式な鑑定書が付いているか
  • 肉筆画の真作であるか

6.浦上 春琴の絵画作品の取引相場や参考価格

浦上春琴の作品は、ネットオークションでは模写が多く見られますが、模写でも高額になる傾向があります。春琴の真作肉筆画『青緑山水図』が、28,277円で落札されました。サイズは総丈が縦218cm×横68cm、本紙が縦120cm×横50cmで、シミがある状態の掛軸作品です。日本画の作品で鑑定書がついているなどの真作で状態がよければ、さらに高額査定が期待できるでしょう。

7.浦上 春琴の絵画作品の買取についてのまとめ

浦上春琴は、京都で著名な文人と交流して画力を研鑽し、観るものを惹きつける作品を多く残しました。春琴の作品は現在も人気が高く、多くの人が真作を求めています。お手元に浦上春琴の貴重な一品をお持ちでしたら高値が期待されますので、一度査定されてみてはいかがでしょうか。

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