雲谷 等益(うんこく とうえき)の絵画買取なら高額査定の可能性!SATEeee絵画買取へ

1.雲谷 等益の絵画作品を売りたいお客様へのご案内

雲谷等益は江戸時代の初期に活躍した雲谷派の絵師です。雲谷派としての画風の確立や組織作りを行い、狩野派と並ぶ一大流派の基礎を築いたことでも知られています。雪舟四代を名乗った雲谷等益の作品は希少価値が高く、市場でも高値で取引される傾向があります。

このページの目次

2.雲谷 等益という絵画作家について

雲谷等益は雲谷派を創始した雲谷等顔を父に持ち、「雪舟四代」を名乗りました。父とともに毛利輝元に仕えています。山口県の周防・長門を中心に京都でも活躍し、大徳寺に多数の襖絵を残しました。等益の絵は明るく理知的な様式で、厳しさや格調の高さも兼ね備えた画風となっています。また、後進の教育にも尽力し、工房組織を整えて幕末まで続く雲谷派の基盤を作りました。

3.雲谷 等益の絵画作家についての経歴など

雲谷等益は、1591年に安芸国広島で生まれたとされています。毛利輝元の御用絵師であった雲谷等顔の次男で、幼いころから父に絵を学びました。10歳のとき、毛利家の国替えに従って山口県萩に移っています。1618年に等顔が亡くなり、家督を相続しました。名声が高まった1626年には僧位の一つである法橋を得ています。1637年、老いて目を悪くしたとされ、1639年に家督を息子の等與に譲りました。1644年没。享年54歳。

4.雲谷 等益の絵画代表作品とは

  • 山水図屏風
  • 雪舟等楊像
  • 陶淵明・林和靖図屏風

5.雲谷 等益の絵画作品の買取査定ポイントを解説

古書画の部類は模写やプリント品が大変多く出回っています。雲谷等益の作品も真作でなければ高い査定額は期待できませんので、鑑定書を付属すると査定に有利です。また、作品の制作年代がかなり古く、絵の劣化状況で査定額は大きく変動します。

代表的な絵画作品の査定ポイントはこちら
  • 絵の劣化状況
  • 真作の証明(正式な鑑定書)
  • 保管方法は適切であったか
  • 破れや縮みはないか

6.雲谷 等益の絵画作品の取引相場や参考価格

雲谷等益の作品は模写やプリント品が多く出回っていますが、模写とされている作品でも高値がつく場合があります。『馬図』という紙本作品は模写での出品でしたが、5万9,238円という値段で落札されました。絵の状態はイタミ、シミ、折れがある状態で、サイズは全体が縦107cm×横42.5cm、本紙が縦25cm×横29cmです。作品が真作で、状態の良いものであればさらなる高額査定も期待できるでしょう

7.雲谷 等益の絵画作品の買取についてのまとめ

父・雲谷等顔の画業を引き継ぐだけでなく、雲谷派としての画風を確立して組織化した雲谷等益。雲谷派が幕末まで代を重ねる基盤を作った功績は大きいものでした。絵師としての作品も希少価値が高く、真作であれば高値買取が予想されます。雲谷等益の作品をお持ちであるなら、ぜひ一度お問い合わせ下さい。

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