梅原龍三郎作『浅間山』の絵画買取なら高額査定の可能性!SATEeee絵画買取へ

1.梅原龍三郎作『浅間山』を売りたいお客様へ

梅原龍三郎は大正時代から昭和にかけて活躍した油彩画の巨匠です。師のルノワールにして天性の色彩感覚があると言われ、天衣無縫な発想と豪放な筆致による絵画作品が高く評価されており、中でも浅間山などの山を描いた作品は非常に人気が高くなっています。

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2.梅原龍三郎作『浅間山』についての解説

梅原龍三郎は浅間山を主題に数多くの多彩な作品を残しています。その中で『浅間山』はペンと水彩による作品で、本紙が縦31.8cm×横24cm、額が縦63cm×横53.5cmの寸法となります。他にも浅間山をテーマに、噴煙を上げる姿や、四季折々の姿などを描いた豊かな色彩の油彩画作品を数多く描き、リトグラフやシルクスクリーンなども市場に出回っています。梅原龍三郎の作品は東京国立近代美術館や大原美術館など数々の美術館に収蔵されており、高い評価を得ています。

3.梅原龍三郎作『浅間山』の作品の特徴について

『浅間山』は紙にペンと水彩絵の具で描かれた作品です。縦長の画面中央の右側に浅間山、左側に剣ヶ峰があり、2つの山は遠目のため青みがかった灰色で描かれています。さらに画面下部は緑豊かな風景となっているため、春や夏の暖かい季節だと考えられます。浅間山の手前にはペンで塩沢湖らしきものも丸く描かれ、樹木もペンで描かれています。画面上部は空が薄い青で彩られ、雲も青みがかった白と太陽が当たった部分は朱色が混ざったような色になっています。また、浅間山からは噴煙が上がっているのか、煙が立ち上っているようにも見えます。一見無造作に描いた水彩画に見えますが、遠近感や山などの自然の表情を豊かな色彩で表現し、浅間山を多彩に描いた豪快で自由奔放な作風が感じられます。

4.梅原龍三郎作『浅間山』の買取相場価格について

梅原龍三郎は浅間山や桜島など、山をモチーフにした作品を数多く描いており、その人気の高さから版画や模写の作品がネットオークションや市場で取引される可能性が高いといえます。オークションで落札された実例については、紙本の水彩画でサイズが縦22.5cm×横29.7cmの『浅間』が、320,000円もの価格で落札されました。オークション主催者側の落札予想価格は200,000円から300,000円とのことで、真作であれば320,000円前後の高額な査定も期待できるでしょう。

5.梅原龍三郎作『浅間山』についてのまとめ

天性の色彩を持ち、豪快で自由な筆遣いで浅間山の風景を描いた梅原龍三郎の『浅間山』は、梅原の作品の中でも人気が高く、真作であれば数十万円の高額査定の可能性があります。このような作品をお持ちの場合は、一度査定に出していただいて価値をお調べになってはいかがでしょうか。