浮田 克躬(うきた かつみ)の絵画買取なら高額査定の可能性!SATEeee絵画買取へ
1.浮田 克躬の絵画作品を売りたいお客様へのご案内
浮田克躬は1930年に生まれた洋画家です。一水会や日展の場で作品を発表しました。手がけた作品のほとんどは風景画が占めますが、『サンマルタン水路』『バスティーユの冬』『シシリーの家』など展覧会での受賞作はヨーロッパの風景を描いたものです。豊かな色彩感覚で描かれた作品は今もなお幅広い世代に受け入れられています。市場では数十万円で取引されているものの、状態の良さや号数によっては数百万円の値がつく可能性も期待できます。
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2.浮田 克躬という絵画作家について
初期の頃より風景画に取り組み、実際に足を運んだヨーロッパや中南米の題材に描きました。1959年には北海道を初めて訪れその景色に感銘を受け、以後『北の風景』シリーズを8年間続けました。厚塗りのマチエールで褐色系の落ち着いた色彩で仕上げた多くの作品は、その土地の風景を見つめた画家の温かい眼差しを感じることができます。ヨーロッパを訪れて描いた作品は常に人気がありますが、より身近に感じられる日本の風景を描いた作品も買い手がつきやすい状態にあります。
3.浮田 克躬の絵画作家についての経歴など
浮田克躬は1930年に東京都杉並区に生まれました。1939年第1回聖戦美術展を見て洋画家をめざし、中学校入学後、図画教師の灘波秀二、一水会の画家石川真五郎に手ほどきを受けました。1945年、東京美術学校(東京藝術大学)油画科に入学後は安井曽太郎らに師事しました。その後は新制作派協会展や日本アンデパンダン展で作品を発表、また1954年からは一水会の田崎廣助に師事し、一水会展に出品するようになりました。その後も同展で次々と賞を受けるほか、日展にも入選し1958年には第1回日展で特選を受賞。1967年には渡欧しフランスを中心に8ヵ国を巡りました。以後たびたびヨーロッパの国々を訪れ、創作活動に励みました。また1979年にはブラジルの風景を写実的に表現したことで、ブラジル政府よりコメンダドール・オフィシャル章を受賞しています。1989年に逝去。
4.浮田 克躬の絵画代表作品とは
- サンマルタン水路(1967年)
- バスティーユの冬(1968年)
- 城砦の島(1985年)
5.浮田 克躬の絵画作品の買取査定ポイントを解説
査定にあたっては、真作であることが最も大切なポイントです。そのため証明書や鑑定書がある場合は高額査定の可能性があります。入手経路や過去の持ち主などの来歴がはっきりしているかも査定のポイントとなります。また作品のコンディションも査定価格に影響します。
代表的な絵画作品の査定ポイントはこちら- 真作であること(鑑定書または証明書がある)
- 作品にシミや汚れ、破けなどがないか
- 作品画面やキャンバス裏にサインがあるか
- 作品の大きさはどれくらいか
6.浮田 克躬の絵画作品の取引相場や参考価格
2014年に人気番組「開運!なんでも鑑定団」で浮田克躬の作品鑑定が依頼された際には、真作だと判断されたフランスのドルドーニュ地方を描いた油彩画には250万円の値がつきました。またヤフーオークションにも度々作品が出品されており、例えば鑑定書つきの『日光東照宮』という題名の油彩画は41万400円で落札されました。作品の大きさは45cm×38cm、額の大きさは68.6cm×61.1cmで、作品の状態は経年劣化のため画面にヒビや絵の具の剥落が確認できるもので、画面には本人自著、キャンバス裏には作品タイトル、本人自著が入っていました。
7.浮田 克躬の絵画作品の買取についてのまとめ
世界各地を旅し、その土地での印象を絵画に描き込んだ浮田克躬は、画家の眼差しを通して、その土地の暮らしやその街の歴史に思いを馳せました。現在でもインターネットのオークションなどで作品の取引がしばしば行われています。浮田克躬本人の作品であることが最も大事な条件ですが、状態が良好な代表的な作品であれば、驚くような高値がつくこともあり得ます。作品をお持ちの場合は是非お気軽にお尋ねください。
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