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1.上野 富二郎の作品を売りたいお客様へ

上野富二郎は、草花を描くことに長けた日本画家です。淡い色使いで描かれた作品は、京都春季創画展などでいくつも賞を取り、評価されています。作品が市場に出回ることは少ないため、希少性が高まっており、高額な買取額が期待できます。

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2.上野 富二郎についての解説

上野富二郎は、日本画家として竹林や季節の花を能く描きました。緻密な描写と淡く繊細な色味で表現し、美しくも儚げな作品に仕上がっています。また、自身の日本画の研鑽だけでなく、創画会の会員でもある上野は、作品を市役所に寄贈したり京展の審査員を務めるなど、美術界の振興にも貢献しているようです。

3.上野 富二郎の歴史

上野富二郎は1941年に福井県で生まれました。大学は京都に移り、27歳で京都市立芸術大学日本画科を卒業します。1976年の第2回京都春季創画展にて春季展賞、創画会賞を受賞したのを皮切りに、翌年も同賞を受賞、1990年代、2000年代に渡りさまざまな画展で受賞を続けました。2013年には、自身の在住する長岡市の役所に自作『竹林』を寄贈したようです。また、長岡京展の審査員を務めたり、創画会の会員として後進を育てることにも力を注いでいます。

4.上野 富二郎の代表作

  • 竹林
  • 秋草図

5.上野 富二郎の作品の買取査定ポイント

上野富二郎は才能あふれる画家で、いくつもの賞を受賞しました。上野富二郎の作品は評価が高いですが、市場の流通数が少ないため、希少価値が高まっています。落款や真作の保証となる鑑定書などが付いているかが買取査定のポイントです。また、保存状態の良い日本画であれば査定額が高まるでしょう。そのため、シミや汚れがないかも重要です。

代表的な査定ポイント
  • 真作の照明となる鑑定書や落款があるか
  • シミや汚れがないか
  • 額などは付いているか
  • 評価の高い作品か

6.上野 富二郎の作品の取引相場価格

上野富二郎の作品は市役所に寄贈されるなどしており、一般市場へ出回ることは多くありません。販売価格ですが、代表作の『秋草図』は45.5cm×60.6cm額付きで24万円で販売されています。オークションサイトでは53cm×40cmの『桔梗』という作品は1万円と、比較的手の届きやすい価格で取引されたようです。作品の希少価値が高ければより高額査定となる可能性があります。

7.上野 富二郎の作品の買取についてのまとめ

花は儚く、竹は大胆な筆致で描かれた上野富二郎の作品はいくつもの画展で受賞し、評価されています。市場への作品の流通数は少ないため、真作には高い査定額が付く可能性があります。作品をお持ちでしたら、ぜひ査定に出してはいかがでしょうか。

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