津高 和一(つたか わいち)の絵画買取なら高額査定の可能性!SATEeee絵画買取へ

1.津高 和一の絵画作品を売りたいお客様へのご案内

津高和一は戦前に前衛詩人として出発していますが、戦後日本の抽象絵画を代表する画家となっています。簡潔な抽象表現の作品はアンフォルメル運動の隆盛を背景に、国際的に注目されました。独特の詩情があふれる抽象画で、海外でも高い評価を得ています。

このページの目次

2.津高 和一という絵画作家について

津高和一は戦前、詩を書いていましたが、治安維持法により詩人の道を断念します。その後、25歳ごろから絵を描き始め、中之島洋画研究所で学びました。初めは人物や風景などを描いていましたが、1950年代初頭以降は抽象画へと転じます。元は詩人だった津高の画風は、力強い線的表現や色調を抑えた表現で叙情性があふれる世界観を作り出しています。作品は海外の美術館にも収蔵されるなど、国際的な評価を得ました。

3.津高 和一の絵画作家についての経歴など

1911年、津高和一は大阪府で誕生しましたが、幼少期に津高家の養子になっています。1927年に詩人としての活動を始めますが、断念。1938年頃から絵を描きはじめました。1946年の行動美術協会展で作品を発表。以後毎年出品を続けます。1952年に同展の会員になったころ、抽象画に転向しました。その後、グッゲンハイム賞美術展など海外展にも出品し、多くの賞を受賞しています。1995年の兵庫県南部地震で死去。83歳でした。

4.津高 和一の絵画代表作品とは

  • 黄昏の車庫裏(1946年)
  • イマA イマB(1958年)
  • 黒と白(1961年)

5.津高 和一の絵画作品の買取査定ポイントを解説

津高和一の作品は、一見すると単純な抽象画のため、真贋の判断がつきにくい作品となっています。そのため、専門の鑑定士による鑑定書があれば、査定においても高値での交渉が可能となるようです。その他、技法の違いでも査定額が大きく変動する傾向があります。

代表的な絵画作品の査定ポイントはこちら
  • 正式な鑑定書の有無
  • 技法の種類(油彩画・水彩画など)
  • 退色などないか
  • 作品の状態は良好かどうか

6.津高 和一の絵画作品の取引相場や参考価格

ネットオークションで取引されている津高和一の作品は、油彩画・水彩画・リトグラフなどの種類があります。その中でも高値で取引される傾向がある油彩画では『歴』という作品に243,000円の値段がついていました。肉筆、真作保証がある作品で、サインが確認できます。絵の大きさは縦59cm×横48cmで、額の大きさが縦74cm×横63cmです。作品の状態はおおむね良好となっています。

7.津高 和一の絵画作品の買取についてのまとめ

詩を絵画で表現したような津高和一の作品は、今も見る人を魅了します。国内外の数々の展覧会で受賞し、世界各地の美術館に作品が収蔵されるなど国際的にも高い評価を得ました。高額査定を期待できる画家、津高和一の作品をお持ちであるなら、一度査定をしてみてはいかがでしょうか。

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