津田 青楓(つだ せいふう)の絵画買取なら高額査定の可能性!SATEeee絵画買取へ

1.津田 青楓の絵画作品を売りたいお客様へのご案内

津田青楓の明るい中にも深い悲しみを感じさせる画風に魅せられた人は多く、今でも人気の高い日本画家です。もともとは西洋画を描いていましたが、途中日本画に転向し精力的に制作活動に打ち込みます。津田青楓は絵画の他、書や詩、歌や装丁など活躍の場は広い画家です。その自由な作風は高く評価される傾向にあります。

このページの目次

2.津田 青楓という絵画作家について

津田青楓の飄々とした筆致の奥に潜む計算しつくされた余白の取り方は、青年期に海外実習生としてパリに留学した経験の賜物でしょう。西洋画家として未来を約束されつつも、プロレタリア運動に傾倒し、それを機に日本画に転向します。西洋画風をベースにした新しい日本画の作成に邁進し、自由な表現を愛した津田青楓は人気と評価共にとても高い画家です。

3.津田 青楓の絵画作家についての経歴など

華道家元の家に生まれた津田青楓は、農商務省海外実業実習生としてパリに留学、アールヌーヴォーの影響を受けます。帰国後、二科会の創立に参加し、画家としての研鑽を積みましたが、プロレタリア運動に傾倒し警察の検挙を受けるなどして、日本画に転向します。夏目漱石とは親友で、その装丁なども手がけています。良寛の書に触発され研究も続け、自身も書を嗜み作品も多く残しています。詩や歌にも精通し、新しい文人画ともいえる自由な作風を貫いた信念の画家です。

4.津田 青楓の絵画代表作品とは

  • 出雲崎の女(1923年)
  • 新議会(1936年)
  • 疾風怒濤(1936年)

5.津田 青楓の絵画作品の買取査定ポイントを解説

津田青楓の作品は書や色紙、掛け軸など様々なジャンルに渡りますが、絵画は特に高値の査定が期待できるようです。書簡も多く残っており、内容や宛先によっては高価買取も期待できる画家です。新文人画ともいえる晩年の作品は特に人気が高いです。

代表的な絵画作品の査定ポイントはこちら
  • 保存状態は良いか
  • 真筆か
  • 装丁なら初版ものか
  • 書簡であれば誰に宛てられたものか
  • 大きさはどれくらいか

6.津田 青楓の絵画作品の取引相場や参考価格

ネットオークションでの実績は『紅葉十二号』という作品で真贋不明ですが、本紙の大きさが56cm×39cm、額が71.5cm×54.5cm、専用のタトウ箱入りの黄袋付き、多少のシミやヤケがあるものの23,000円で取引されています。その他にも『花』という留学直後の作品で、板描き油絵は、画寸が24cm×32.5cm、額寸が40.2cm×49.3cmのサイズで価格が60,000円でした。

7.津田 青楓の絵画作品の買取についてのまとめ

津田青楓は初期は洋画家、中期は日本画家、晩年は書家と様々な変革を遂げた芸術家です。初期の油絵はもとより、晩年の作品である文人画と共に詩を描いたものも人気は高いです。まさに波乱万丈な生涯を送った津田青楓の作品の多くは美術館所蔵ですが、油絵や日本画などかなりの高値が期待できます。

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