東洲斎 写楽(とうしゅうさい しゃらく)の絵画買取なら高額査定の可能性!SATEeee絵画買取へ

1.東洲斎 写楽の絵画作品を売りたいお客様へのご案内

東洲斎写楽は、人物の顔を独特なデフォルメによって描く浮世絵師です。その革新的画法は当初日本よりも海外に強烈なインパクトを与えました。その後、大正時代に入り、ドイツでレンブラント・ベラスケスと並ぶ世界三大肖像画家と写楽が紹介されたことを発端に、日本でもその評価が高まりました。今なお世界的に有名な浮世絵師である写楽の作品は、高額査定の提示が期待できるでしょう。

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2.東洲斎 写楽という絵画作家について

東洲斎写楽は1794年5月から、わずか10か月の間に140点にものぼる役者似顔絵と少数の相撲絵を世に発表しました。特に評価が高いのは大判役者大首絵図ですが、評価されたのは後世になってからです。当時は役者の内面を生々しく表現しすぎていると酷評されたこともあり、後に細判役者全身像・間判役者大首絵・相撲絵といった、当時主流だった全体を描いた役者絵に画風を変更しています。

3.東洲斎 写楽の絵画作家についての経歴など

東洲斎写楽は寛政6年(1794年)突如として現れ、約一年で忽然と姿を消した浮世絵師です。写楽の本名、生没年、出身地、については確実な資料は残っていません。一説によると、徳島藩主蜂須賀氏のお抱え能役者、斎藤十郎兵衛ではないかと言われていますが、確証はなく、現代でも謎の浮世絵師のままその功績が称えられています。

4.東洲斎 写楽の絵画代表作品とは

  • 三代目大谷鬼次の江戸兵衛(1794年)
  • 市川鰕蔵の竹村定之進(1794年)
  • 三代目瀬川菊之丞の田辺文蔵妻おしづ(1794年)
  • 二世沢村淀五郎の川つら法眼・板東善次の鬼佐渡坊(1794年)
  • 三代目大谷鬼次の川島治部五郎(1794年)

5.東洲斎 写楽の絵画作品の買取査定ポイントを解説

東洲斎写楽の作品は作風によって評価、版画の品質共に変わります。特に人気が高いのは雲母摺、大版錦絵28図といわれる役者の大首絵です。状態の良い大判役者大首絵図であれば、さらに査定が高額になるでしょう。

代表的な絵画作品の査定ポイントはこちら
  • 大判役者大首絵図であるか
  • シミ、カビ、汚れなどがないか
  • 正式な鑑定書が付いているか
  • 雲母摺りの作品であるか
  • 落款が「東洲斎写楽」となっているか

6.東洲斎 写楽の絵画作品の取引相場や参考価格

東洲斎写楽の作品は真贋不明の物が多いようですが、それでもインターネットオークションなどでは高い人気を誇ります。以前出品された『瀬川富三郎と中村万世』(縦約37cm×横不明)は、真贋不明で表面にやや傷はあるものの概ね状態は良好。42,050円で落札されました。同じく出品された『大童山文五郎』(サイズ不明)は、真贋不明ですがこちらも状態は良く、38,000円で落札されています。状態が良く真作保障があれば査定時にはさらに高い金額が提示されると思われます。

7.東洲斎 写楽の絵画作品の買取についてのまとめ

東洲斎写楽は江戸時代、10か月と大変短い期間に多くの傑作を残した日本を代表する浮世絵師です。その作風が後世に与えた影響は大きく、今なお世界中の人々に愛され続けています。写楽の浮世絵画をお持ちの方、ぜひ一度査定に出してみてはいかがでしょうか。

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