友田 安清(ともだ やすきよ)の作品を高価買取!絵画作家の査定ポイントを徹底解説!
1.友田 安清の作品を売りたいお客様へ
友田安清は、明治・大正期に活躍した陶芸家です。釉薬を研究し、出石焼の改良指導を行った人物ですが、近年、日本画作品も手がけていることがわかり注目を集めています。日本画の雅号は金城九渓で、幸野楳嶺や岸竹堂に学んだと言われています。現在分かっている作品は極めて少ないのですが、今後貴重な日本画が見つかれば、高額査定が期待できる作家です。
このページの目次
2.友田 安清についての解説
友田安清は出石焼の作家で、釉薬の研究や作陶の改良指導にあたった人物です。陶芸家としては、花瓶の一部分をツバメの巣の形にあしらった『籠目小鳥細工花瓶』などで知られています。友田安清と金城九渓が同一人物だと分かったのは最近のことで、鳥や動物を描いた画などが見つかっており、日本画展が開催されました。今後、まだ見ぬ名作が見つかる可能性があるので、友田安清の日本画作品は研究材料としても注目を集めています。
3.友田 安清の歴史
友田安清は、1862年加賀金沢藩士の子として生まれました。内海吉造や岩波玉山に陶画を学び、日本画は、幸野楳嶺や岸竹堂に学んだと言われています。1885年東京にて、ドイツ出身のワグネルより顔料調整法を学びました。1887年金沢工業学校の設立に伴い、陶画教師として技術者の育成に努め、同時に出石の陶磁器試験所々長に就任しました。4年ほどで教職をやめて、金沢に帰郷します。後の日本硬質陶器株式会社となる友田組を設立し、主に海外輸出用の食器類を漸進なデザインで製造しました。1918年に死去。2017年に日本画展が開催され、優れた陶磁器の技師であることに加えて絵師としての評価を新たに高めています。
4.友田 安清の代表作
- 鶴巣籠之図
- 籠目小鳥細工花瓶
- 色絵群鮎図鉢
- 雪中鳥図皿
5.友田 安清の作品の買取査定ポイント
陶芸家として有名な技師である友田安清の日本画はとても貴重です。画を描くときの雅号は金城九渓なので落款や印があり、本人の作品であることが査定ポイントです。保存状態はできるだけ良く、シミや折れなど少ない方がいいでしょう。箱やシールがあるとなお良いです。
代表的な査定ポイント- 箱、シールなどがある
- 印がある
- 保存状態ができるだけ良い
- 友田安清、もしくは金城九渓の落款がある
6.友田 安清の作品の取引相場価格
友田安清の作品については、近年の研究で、金城九渓の雅号は友田安清だということがわかったので、日本画は資料的にも価値があります。陶芸家として代表作が美術館や博物館などに所蔵されているほどの作家ですので、日本画も高い値が期待できます。現在、見つかっている作品数は極めて少なく、希少価値がある作家です。新たな作品が発見されれば高額査定の可能性も出てきます。
7.友田 安清の作品の買取についてのまとめ
友田安清は出石焼の作家で、主に釉薬の研究や作陶の改良指導にあたりました。日本画は幸野楳嶺や岸竹堂に学んだと言われ、金城九渓の号を使用しました。友田安清の日本画は、まだ全貌が明らかになっていないため、これから発見された作品は資料的価値も加わり、高額査定が期待できます。もし、友田安清、もしくは金城九渓の作品をお持ちでしたら、お問い合わせください。
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