董 寿平(とう じゅへい)の絵画買取なら高額査定の可能性!SATEeee絵画買取へ

1.董 寿平の絵画作品を売りたいお客様へのご案内

董寿平は1904年中国山西省に生まれた画家で、紅梅図や山水画を得意としました。熟練した技術力が感じられる中国の伝統的な美意識を踏襲した作品の数々は現在も多くの人に受け入れられています。中国の美術界では非常に著名な人物で、優れた功績を残しています。そのため作品の市場での価格も高く、数千万円の値で取引された例もあります。本人の作で状態の良い作品は高額査定の可能性が期待できます。

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2.董 寿平という絵画作家について

董寿平は安徽省の黄山を多く描いたことから、「黄山画派」と呼ばれることもありました。北京市人民対外友好協会副会長、北京中国画研究会名誉会長、栄宝斎顧問、三晋文化研究会名誉会長なども務めた人物で、中国全体の美術の発展に大きく貢献しました。墨と朱の2色で描いた梅の姿は力強く存在感にあふれ、また優雅な雰囲気を醸し出しています。山水画も墨一色で描いたとは思えないほどで、墨の濃淡を巧みに操り、奥行きのある画面を作り出すことに成功しています。自然の偉大さを感じ取ることができる董寿平の作品は現在も多くの人を魅了し続けています。

3.董 寿平の絵画作家についての経歴など

董寿平は1904年に中国山西省に生まれました。有名な書家の血筋であったため、青年の頃から書画を学んでいたと言われます。天津南開大学を経て北京東方大学で学びました。画家として四川省の様々な土地を訪れ作品制作に励む一方、印章や書画など骨董品を取り扱う会社に勤務し、同時に書の研究も熱心に行なっていました。晩年は、南虹芸術専門学校で指導にあたるほか、中国人民対外友好協会理事、北京市人民対外友好協会副会長、北京中国画研究会名誉会長、栄宝斎顧問、三晋文化研究会名誉会長などに選出され、中国の芸術振興においても重要な役割を果たしました。1997年に93歳で亡くなりました。

4.董 寿平の絵画代表作品とは

  • 雨后黄山
  • 墨梅

5.董 寿平の絵画作品の買取査定ポイントを解説

査定にあたっては、董寿平の真作であることが最も大切なポイントです。そのため証明書や鑑定書がある場合は高額査定の可能性があります。入手経路や過去の持ち主などの来歴がはっきりしているかという点も査定のポイントとなります。また作品のコンディション、署名の有無も査定価格に影響します。

代表的な絵画作品の査定ポイントはこちら
  • 真作であること(鑑定書または証明書がある)
  • 作品にシミや汚れ、破けなどがないか
  • 作品に署名や落款があるか
  • 作品の大きさはどれくらいか

6.董 寿平の絵画作品の取引相場や参考価格

著名な画家であることから、模造品も多く作られています。インターネットのオークションでは真筆保証がなされていない山水画にも6万7,000円の値がつきました。こちらはサイズが97cm×42.5cmで、署名と落款が確認できるものでした。表具にはダメージがあるものの、作品自体には目立つダメージがない状態でした。過去に中国のオークションでは董寿平が手がけた作品が2,000万円以上の値で落札されたこともあります。董寿平本人の作であれば、驚くような高値がつくことが予想されます。

7.董 寿平の絵画作品の買取についてのまとめ

董寿平の作品は、中国国内だけでなく世界中で高く評価されています。東洋の自然観を感じ取れる緊張感のあふれる描写は海外のコレクターも魅了しています。中国の美術界において重要な役割を果たした人物であることから、驚くような高値がつく可能性もあります。本人の作であることがまずもっとも重要ですが、状態が良ければさらなる高額査定に結びつきます。董寿平の作品をお持ちであればお気軽にお問い合わせください。

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