Tiziano Vecellio(ティツィアーノ・ヴェチェッリオ)の絵画買取なら高額査定の可能性!SATEeee絵画買取へ
1.Tiziano Vecellioの絵画作品を売りたいお客様へのご案内
ティツィアーノ・ヴェチェッリオはヴェネツィア出身の画家です。鮮やかな色彩が特徴の画風から、「形態のミケランジェロ、色彩のティツィアーノ」と呼ばれることもあります。優れた画技を有していたことから、晩年にはヴェネツィアの公式画家となり、ヴェネツィア派のトップとしてその名を馳せた画家です。
このページの目次
2.Tiziano Vecellioという絵画作家について
ティツィアーノ・ヴェチェッリオは盛期ルネサンスの画家の一人です。宗教画や肖像画をはじめとするあらゆる絵画分野に秀でたことで知られ、柔らかな筆使いと独特の色彩感覚で次世代以降の画家に大きな影響を与えました。特に、初期作品に多く見られる明るく多様な色使いは、それまでにない革新的なものとして高く評価されています。これらの功績から、ティツィアーノ・ヴェチェッリオはヴェネツィア派で最も重要な画家と呼ばれているのです。
3.Tiziano Vecellioの絵画作家についての経歴など
ティツィアーノ・ヴェチェッリオはヴェネツィア共和国ベッルーノ近郊のピエーヴェ・ディ・カドーレに生まれました。このため、生誕地に由来して「ダ・カドーレ」と呼ばれることもあります。生年については確かなことはわかっていませんが、1490年前後だという説が有力です。名家の家系に生まれ、10歳から12歳の頃に画家の修行をするために叔父のもとへ送られます。当時、ヴェネツィア有数の画家であったジョヴァンニ・ベリーニのもとで修行をしながら、年齢の近い画家たちと交流を深め画家としての素養を身に着けました。早期から高い評価を得たティツィアーノは、『聖母被昇天』や『聖会話とペーザロ家の寄進者たち』といった傑作を次々と生み出します。1576年、ペストで亡くなりました。
4.Tiziano Vecellioの絵画代表作品とは
- 聖母被昇天(1516年~1517年)
- 聖会話とペーザロ家の寄進者たち(1519年~1526年)
- バッカスとアリアドネ(1520年~1523年)
- うさぎの聖母(1530年頃)
- エウロペの略奪(1560年~1562年)
5.Tiziano Vecellioの絵画作品の買取査定ポイントを解説
ティツィアーノ・ヴェチェッリオは模写作品や贋作が多く出回っている画家です。真作であれば数千万円以上の価格がつく可能性もあり、美術館などに買い上げとなる場合もあります。鑑定書がありますと、査定価格が高騰しやすいといえる画家です。保存状態が良く、傷や欠損などないことでより高額で取引される可能性が高くなります。
代表的な絵画作品の査定ポイントはこちら- 真作である可能性が高いこと
- 作品の保存状態が良いこと
- 大きな傷や汚損がないこと
- 鑑定書や専門家による鑑定歴があること
- 入手ルートが明らかなこと
6.Tiziano Vecellioの絵画作品の取引相場や参考価格
第7代サザーランド公フランシス・ロナルド・エジャートンが所蔵していた『ディアナとアクタイオン』は、2009年に5,000万ポンドでロンドンのナショナルギャラリーとスコットランド国立美術館が共同購入しています。これは、現在の価値にして約66億円です。また、2011年には『聖会話』がサザビーズオークションに出品され、1億6,900万米ドルで落札されました。現在の日本円にして、約183億円という大変な高額です。
7.Tiziano Vecellioの絵画作品の買取についてのまとめ
ティツィアーノ・ヴェチェッリオは世界中で多くの人々に愛されている優れた画家です。作品は数千万円以上で取引されることが多く、模写作品であっても高額で取引されることが多いようです。歴史的にも宗教的にも価値のある画家ですので、多くのコレクターがいます。ティツィアーノの作品をお持ちの方は、ぜひお知らせ下さい。
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