手塚治虫作『火の鳥』の絵画買取なら高額査定の可能性!SATEeee絵画買取へ

1.手塚治虫作『火の鳥』を売りたいお客様へ

日本のマンガ文化、アニメ文化の出発点でもあり、「マンガの神様」の異名を持つ手塚治虫がライフワークとして手掛けていた代表作『火の鳥』を版画にしたものです。手塚プロダクション監修のもと発売された数々の手塚治虫作品の版画のなかでも『火の鳥』はとくに人気が高く、高額の査定が望めます。

このページの目次

2.手塚治虫作『火の鳥』についての解説

マンガ『火の鳥』は数ある手塚治虫の作品の中でも、手塚が漫画家としてのキャリアを始めた頃から晩年に至るまで描き続けたライフワークとも言える作品です。その血を飲めば永遠の命を得られるという火の鳥をめぐり、古代から未来にいたる人間たちの欲望や闘争を描いた壮大な物語で、いまも多くの読者の心を捉えてやみません。この『火の鳥』は手塚プロダクション監修のもと、『鉄腕アトム』や『リボンの騎士』、『ブラックジャック』などの作品とともにそのキャラクターを描いたものをリトグラフにしたものです。

3.手塚治虫作『火の鳥』の作品の特徴について

時空をこえた永遠の存在である火の鳥を表すように、グリーンでモザイク状のタイムトンネルを思わせる背景に、画面上から下に向けて黄金に輝く火の鳥の姿が描かれています。画面両端をはみ出す幅広い翼、ピンクのハート型が連なるくじゃくのような尾、そして赤いとさかをいただく火の鳥の頭が、オーラのようなものに包まれています。手塚治虫はストラヴィンスキーのバレエ『火の鳥』を見たときに、火の鳥を演じたバレリーナからこの壮大な物語の着想を得たといいます。そのため火の鳥の顔は、さまざまな手塚治虫作品に登場する美しい女性のイメージで描かれ、愛らしさのなかに凛々しさを秘めています。

4.手塚治虫作『火の鳥』の相場価格について

手塚プロダクション監修の手塚治虫リトグラフは非常に人気が高く、なかでも『火の鳥』はとても人気のある作品です。サイズは縦27.8cm、横33.6cmで、右下余白にサインがあり、左下余白に「86/160」とエディションが記されています。額の裏に手塚プロダクションのホログラムシールが貼り付けられ、版画発行元の作品保証書が付いている限定版です。過去にこの『火の鳥』は18万円で落札された実績があり、主催者側が予想した落札価格15万円から25万円でした。『火の鳥』のリトグラフはこの作品のほかにも図柄が違うものが数多く流通しており、これらのシリーズは高価で取引されています。また、『鉄腕アトム』や『ブラックジャック』、『リボンの騎士』、『ジャングル大帝』、『どろろ』などの手塚プロダクション監修リトグラフも人気が高く、それぞれが5万円から20万円の価格で取引されています。

5.手塚治虫作『火の鳥』についてのまとめ

現在の「クールジャパン」ブームも手塚治虫なしにはあり得ませんでした。日本のマンガ、アニメを飛躍的に発展させ、世界に通用するコンテンツにするための土壌は手塚治虫、そして手塚治虫に触発された漫画家やアニメ制作者が築き上げたものです。そんな手塚治虫が生涯に渡って描き続けた『火の鳥』はその物語の壮大さもあり、現在もファンの心をひきつけてやみません。『火の鳥』をはじめとする手塚治虫作品のリトグラフは非常に価値が高いため、お持ちの方はまず査定をお試しになってはいかがでしょうか。