高額査定のテクニック

高額査定となるためには、買取業者がどの部分を査定時に見るのかと、それに合わせて査定時にみる必要がる部分の写真を撮影する事が重要となってきます。品物のお写真を撮影する際に参考にして頂けますと幸いです。

買取業者が査定時に見る部分

高値での買取を希望するなら、業者が査定時にどの部分を見るのかを把握しておく必要があります。
査定のポイントをきちんと押さえた上で、査定依頼をするようにしましょう。また、絵画を高く売るためのコツも紹介もしますので、絵画を売る予定の方は、ぜひ参考にしてください。

1つ目の見る部分作者、箱、技法、サイズなど

1つ目の見る部分：作者、箱、技法、サイズなど

絵画の作者、額、技法、号数をご確認ください。基本的にはサイズの大きい作品ほど買取価格が高くなります。また、高評価を受けやすいのは有名作家や現時点で脚光を浴びている作家の作品です。

2つ目の見る部分作品の状態を確認

2つ目の見る部分：作品の状態を確認

保存状態の良し悪しは価格を大きく左右します。油絵ならひびやカビ、日本画ならシミ、焼け、退色、破れなどはマイナスポイントです。査定前には、額縁を乾拭きしてほこりを落としておくと好印象です。

3つ目の見る部分来歴・鑑定証書等を確認

3つ目の見る部分：来歴・鑑定証書等を確認

どこで購入した作品であるかという来歴、価値を証明する鑑定証書等があると作品の信頼が上がります。物故作家の場合は鑑定機関が発行する鑑定証書を、作品と一緒に査定にお出しください。

高額査定となる為の写真撮影方法

高額査定のためには、買取業者が査定をしやすいように写真の撮影を工夫する必要があります。掛軸は実際に手にとって見てみないと適正な査定は難しいですが、写真だけで可能な限り正確な査定を行うためには、以下のポイントを確認しておきましょう。

1枚目の写真全体が入るようにを撮影

1枚目の写真：全体が入るようにを撮影

明るい場所でピントを合わせ、絵画全体をフレームに入れるように撮影します。フラッシュをたく際には、真正面からではなく斜めから撮影すると、ボケや映り込みが少なくきれいに撮ることができます。

2枚目の写真落款・サイン・署名部分を撮影

2枚目の写真：落款・サイン・署名部分を撮影

絵画の落款・サイン・署名をアップで撮影します。真贋の判別をする際、また高額査定において、作家の落款・サイン・署名は非常に重要になります。

3枚目の写真裏面のシールなどがあれば撮影

3枚目の写真：裏面のシールなどがあれば撮影

額や絵画の裏などにシールがあれば、それらを撮影します。また、版画においては、限定番号も査定額を判断する要素となりますので、サイン部分、限定番号部分の拡大画像も撮影してください。

4枚目の写真鑑定書などの付属品を撮影

4枚目の写真：鑑定書などの付属品を撮影

保証書、鑑定書などの絵画の付属品があれば撮影します。スムーズな査定、高価買取のために、できるだけ多くの画像をお送りください。