谷内 六郎(たにうち ろくろう)の絵画買取なら査定金額を比較できる「SATEeee絵画買取」へ
1.谷内 六郎の作品を売りたいお客様へ
谷内六郎は、昭和時代に活躍した日本の近代画家でした。『週刊新潮』の表紙絵を創刊時より描き続けたことで知られています。やすらぎと温もりに満ちた日本の情景を詩的に表現し、多くの人々の心を魅了しました。横須賀美術館内に谷中六郎館が開館されるほどの高い評価と人気を誇る作家です。
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2.谷内 六郎についての解説
谷内六郎は、昔懐かしい情景だけでなく、時には不安や恐怖といった暗い感情もテーマとしました。その背景には、当時の日本の情勢が伺えます。生涯で1335枚にも及ぶ表紙絵を描き、同時に、漫画家としても活躍しました。谷内六郎の、独特なほのぼのとした絵は郷愁にかられると、今でも多くの人に愛されています。
3.谷内 六郎の歴史
谷内六郎は、1921年東京で誕生しました。幼少期から絵を描き、1955年、『文藝春秋』に発表した『行ってしまった子』で第一回文藝春秋漫画賞を受賞します。翌年、『週刊新潮』の創刊号から表紙絵を担当することになり、没するまでの25年間にわたって表紙絵を描き続けました。同時期に、大丸東京店にて初の個展『谷内六郎作品展』を開催し、知名度を高めます。晩年には養護学校と交流し、絵の指導などをおこないました。1981年、急性心不全のため59歳で死去します。
4.谷内 六郎の代表作
- 週刊新潮の表紙絵シリーズ
- 行ってしまった子(1955年)
5.谷内 六郎の作品の買取査定ポイント
谷内六郎の作品は、『週刊新潮』の表紙絵のジークレー複製品が能く取引されています。画には限定番号が入っているため、番号が確認できたり、来歴が判明していることが買取のポイントです。破れやシミなどのない保存状態が良好なものは査定額が高まる傾向にあります。
代表的な査定ポイント- 谷内六郎の描いた『週刊新潮』の表紙絵か
- 限定番号や作品の来歴が判明しているか
- シミや破れなどのない保存状態が良好な作品か
- 人気の作品か
- 額などの付属品は付いているか
6.谷内 六郎の作品の取引相場価格
谷内六郎の作品は、オークション市場への流通がほぼないため、買取価格の公開がありません。販売サイトでは、『週刊新潮』の表紙絵のジークレー作品が多数販売されています。『あぶくのファンタジー』(額寸縦55.3cm×横43.8cm)の販売額は、72,600円です。同サイズ作品『ハチもレストラン』も、72,600円で販売されています。買取においても、人気の作品や保存状態が良好なものは高額となる予想です。
7.谷内 六郎の作品の買取についてのまとめ
谷内六郎は、『週刊新潮』の表紙絵を描き続けたことで知られる、日本の近代画家です。鑑賞者の心を癒し、やすらぎをもたらす絵は高い評価を得ました。原画が流通することは稀のため、価値が高まっています。もし作品をお持ちの方は、ぜひ一度査定に出されることをおすすめします。
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