田村 孝之介(たむら こうのすけ)の絵画買取なら高額査定の可能性!SATEeee絵画買取へ
1.田村 孝之介の絵画作品を売りたいお客様へのご案内
田村孝之介は昭和の終わりにかけて活躍した洋画家です。風景画だけでなく裸婦についても取り扱っており、幅広いテーマの作品を手掛けてきました。裸婦の作品には『湯殿』があります。浴室にいる豊満な肉体の女性が描かれており、重厚感のあるタッチが特徴的だとされています。独自の手法を持ち合わせるとともにデッサン力が高い画家であるため、さまざまな作品が高値で取引されています。
このページの目次
2.田村 孝之介という絵画作家について
田村孝之介は裸婦や風景画を専門としており、日本の近代美術の発展に貢献してきました。野性的な激しい色合いと、柔らかく繊細なタッチを融合させた独自の芸術を突き詰めた画家として知られています。フランスやイタリアなどでヨーロッパの風景画に取り組んだ経験があるほか、「週刊朝日」などの雑誌連載小説に添えられる挿絵の提供や、戦争美術関係の展覧会への出品などを通して、幅広い作域を見せています。絵描きとしての人生は83歳まで続き、生涯にわたって数多くの美しい絵画を残しました。
3.田村 孝之介の絵画作家についての経歴など
1903年に大阪で生まれた田村孝之介は、1920年に画家を目指して太平洋画研究所に入所。翌年、小出楢重のもとで画力の向上にいそしみました。1926年に二科展で『裸婦立像』、『風景』が初入選を果たし、1947年に宮本三郎と二紀会を結成。その後、フランスやイタリアなどヨーロッパ諸国をめぐり、ヨーロッパの風景を描くために渡航を繰り返したとされています。宮本三郎の死去を機に二紀会理事長となり、さらなる制作活動に取り組みました。1985年に文化功労者として顕彰され、その翌年にこの世を去っています。
4.田村 孝之介の絵画代表作品とは
- 裸婦立像
- 風景
- 薄衣
- 海風
- 古城の町(1966年)
5.田村 孝之介の絵画作品の買取査定ポイントを解説
田村孝之助は日本の美術史に名を連ねる洋画家であるため、市場では高値で取引されています。田村孝之助の作品には「K.Tamura」とサインされていることがあり、本物であるかどうかの判断に役立ちます。サインだけでなく、特有の描写方法が見られたり額がついたりしている場合はさらに高値が付く可能性もあるので、ぜひ査定に出すことをおすすめします。
代表的な絵画作品の査定ポイントはこちら- 田村孝之介のサインがある
- 変色や虫食いなどがないか
- 描写方法
- 額がついているかどうか
- サイズや大きさ
6.田村 孝之介の絵画作品の取引相場や参考価格
田村孝之助の『酒場の女』は真筆で55,000円という価格で落札されています。油彩で描かれていて、サイズは45.5cm×38.5cmになっています。状態は四方隅に微細なすれがあり、額にも小さな傷やほこりがついています。状態が完璧でなくても取引されていることから、適切に管理されたものであれば、より高値で評価してもらえる可能性が高いです。BSテレ東の「開運!なんでも鑑定団」では、2013年1月29日の放送で、『赤富士』について取り上げています。優れたデッサン力が評価され、1,500,000円の評価額が提示されました。技術力が高い画家であるため、そのほかの作品も高値での買取が期待できるでしょう。
7.田村 孝之介の絵画作品の買取についてのまとめ
日本の近代美術に貢献してきた画家であるだけに現在でもその名が広く知られています。野性的かつ繊細な独自の手法も、画家としての存在感を高めている要因です。田村孝之介の作品はデッサン力が評価され、1,500,000円の値段がついたものがあります。買取市場での需要も高くなっているため、田村孝之助の作品をお持ちでしたらぜひ査定を受けてみてはいかがでしょう。
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