田村 一男(たむら かずお)の絵画買取なら高額査定の可能性!SATEeee絵画買取へ

1.田村 一男の絵画作品を売りたいお客様へのご案内

田村一男は象徴的な山岳風景画を展開し、余計な装飾のない画風が高く評価されている画家です。数々の代表的な賞を受賞しているだけでなく、風景画『外輪山』が文化庁で買い上げられています。紺綬褒章を授与され、晩年の1992年には文化功労者にも選定されています。風景画家として日本政府からの評価も高く、その作品は高価買取が期待できるでしょう。

このページの目次

2.田村 一男という絵画作家について

田村一男は、生涯にわたって山岳風景画の制作に徹した日本画家です。20歳に訪れた長野県信州の風景と出会ったことがきっかけで日本の風土を描くようになりました。切り出した風景に情感を込めるという独自の手法で作画に取り組み、作品においては簡潔な構成と深い色彩で描かれる風景が特徴的だとされています。

3.田村 一男の絵画作家についての経歴など

田村一男は、1904年に東京府豊多摩郡中野町で生まれました。磯谷商店で額縁づくりに励みながら、1924年に岡田三郎助が運営する本郷絵画研究所で油絵の学習を開始。1928年には第9回帝展で『赤山の午後』が初入選を果たします。その勢いは止まらず、1931年には第18回光風会展で『松の木風景』などの3点が入選。それを機に画家を目指すことになった田村一男は、翌年磯谷商店を退きます。その後、中野区江古田にアトリエを構え、ここが終生制作を続ける場となりました。日本の山岳風景を描き続ける中で、1963年に第19回日本芸術院賞を受賞し、日本芸術院会員にもなっています。1992年に文化功労者に選ばれ、1997年、92歳で画家としての生涯に幕を閉じます。

4.田村 一男の絵画代表作品とは

  • 赤山の午後
  • 松の木風景
  • 梅雨高原
  • 高原初秋
  • 残雪車山

5.田村 一男の絵画作品の買取査定ポイントを解説

日本でも知名度の高い賞を受賞している画家の作品であるため、どのような作品でも高額となる可能性が考えられます。田村の作品であることが証明できる鑑定書などがあれば、特に高値での取引が見込めるでしょう。そのほか、サイズや保存状態などが査定の重要なポイントになります。

代表的な絵画作品の査定ポイントはこちら
  • 真作保証があるかどうか
  • 知名度の高さ
  • 破損・汚れ・シミなどがない
  • 大きさやサイズ
  • 作品に使われている技法

6.田村 一男の絵画作品の取引相場や参考価格

田村一男の『奥蓼科高原』という絵画がネットオークションで取引されており、32,500円で落札されています。キャンパスに油彩で描かれており、画面サイズは約31cm×41cm、額サイズは約54cm×63cmです。コンディションに関してはヒビが見られます。絵の右下にサイン、裏面にタイトルとサインがあるのが特徴です。また、タイトル不明の油絵が、BSテレ東の「開運!なんでも鑑定団」2014年5月20日の放送回で取り扱われており、2,500,000円の鑑定額を付けられています。鑑定士の視点からみても、あまりよい状態ではないと判断されたのにも関わらず、結果として高額になりました。作品の内容は、信州の風景を描いたものですが、心象風景にも見られます。このように、百万円を超える評価額が付いたこともあるので、田村一男の作品があれば不用意に手放さず、一度査定に出すことをおすすめします。

7.田村 一男の絵画作品の買取についてのまとめ

山岳風景の画家としてその名をはせた田村一男。情感を込めて風景を再構成する作風は日本での評価が高くなっています。作品の買取に際しては、絵画が数万円で取引されているだけでなく、画集の一部にまで一定の値段がつくことがあります。田村一男の絵画を保有している場合は一度査定に出してみてはいかがでしょうか。

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