高島 北海(たかしま ほっかい)の絵画買取なら高額査定の可能性!SATEeee絵画買取へ

1.高島 北海の絵画作品を売りたいお客様へのご案内

高島北海は、南画に写生表現を加えた清新な山岳風景画などで高い評価を受けている日本画家です。エミール・ガレなどアール・ヌーボーの芸術家にも大きな影響を与えていることから、海外での知名度も高く、査定でも高額取引が期待できる作家です。

このページの目次

2.高島 北海という絵画作家について

高島北海は、明治新政府の技術官僚として山林行政に携わりながら山岳の写生などを通して画の腕を磨き、作品を発表していきます。1895年には『連峯紅葉』が、日本美術協会展で銀杯を受賞しました。また、40代後半からは画家に専念し、日本美術協会幹事、文展審査員を歴任するなど日本画壇の権威として活躍するとともに、フランスでもその功績が称賛されています。

3.高島 北海の絵画作家についての経歴など

高島北海は1850年に山口県萩市に生まれ、本名は徳三といいます。幼少の頃から画を独学で学び、のちに大庭学僊に師事しました。明治政府の工部省などに勤務し、1885年から3年間はフランスのナンシー水利林業学校に留学しました。その後、47歳で画業に専念することを決意し、職を辞します。アメリカや中国を歴訪し写生や山水画の探究に取り組み、1906年の第40回日本美術協会展で『秋澗暁霽』が二等賞銀杯、1907年、東京勧業博覧会で『水墨山水』が一等賞牌を受賞するなど、多くの傑作を世に出しました。1931年、享年80歳で逝去しています。

4.高島 北海の絵画代表作品とは

  • 蜀道青橋駅瀑布図(1908年)
  • 草花図屏風(1913年)
  • 峭壁摩天・断層夾波(1915年)
  • 秋澗暁霽
  • 水墨山水

5.高島 北海の絵画作品の買取査定ポイントを解説

高島北海の日本画は人気が高く、模写や真贋不明な作品も市場に出回っている状況です。そのため、高額での買取には、真作であることが条件になり、正式な鑑定書などの付属がおすすめです。また、アメリカのロッキー山脈や韓国・朝鮮の金剛山など海外の山岳風景を描いた作品は高値をつける傾向がありますので、作品のモチーフが何であるかも、高額取引のための重要なポイントとなります。

代表的な絵画作品の査定ポイントはこちら
  • 作品のモチーフは何であるか(海外の山岳風景など)
  • 正式な鑑定書などが付いているか
  • 保存状態が良いものかどうか(傷やシミなど汚れがないか)
  • 付属品が備わっているか(額やタトウ箱、共シールなどが残っているか)

6.高島 北海の絵画作品の取引相場や参考価格

一般市場で流通している高島北海の作品は、現在、山水画が比較的多くなっています。模写の作品でも約60,000円の値がつくこともあるほど人気が高いですが、とくに海外の山岳風景を描いた真作の作品は高額査定になる傾向があります。韓国・朝鮮の金剛山がモチーフの『金剛山真景図』は、掛け軸として装丁された日本画で作品サイズが41cm×66cm、少しシミがある状態で81,000円で落札されました。また、こちらも掛け軸として装丁された日本画になりますが、ロッキー山脈を描いた作品サイズ130cm×54cmの『北米落機山中飛湍図』が、シミがある状態でしたが124,000円で落札されました。真作の日本画であれば、さらに高額での取引が期待できます。

7.高島 北海の絵画作品の買取についてのまとめ

明治新政府の技術官僚として山林行政に携わりながらも日本画の研鑽を積み、画家としての才能を大きく花開かせた高島北海。アール・ヌーボー運動を刺激したといわれる北海の日本画は、国内のみならず海外のファンにも愛され続けています。海外の山岳風景を描いたものは、真作であれば高い値がつく可能性が十分にあります。お手元に高島北海作品をお持ちでしたら、ぜひ査定に出されることをおすすめします。

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