高橋 由一(たかはし ゆいち)の絵画買取なら高額査定の可能性!SATEeee絵画買取へ
1.高橋 由一の絵画作品を売りたいお客様へのご案内
「日本で最初の洋画家」と言われる高橋由一。江戸後期から明治中頃まで活躍した画家は、日本で初めて本格的な油絵技法を用いた作品を制作しました。その作品を美術の教科書などで目にした人も多いでしょう。高橋由一の作品は、歴史的な観点からみても高い査定額が期待できます。
このページの目次
2.高橋 由一という絵画作家について
高橋由一は、幼少のころから狩野派を学び、20歳の時に画家の道に進んでいます。その後、西洋製石版画に接し、日本の絵画との違いに衝撃を受けて生涯を洋画の研究に捧げます。高橋由一が洋画を本格的に学びはじめたのは38歳ぐらいからで、洋画家として活躍したのは40歳を超えてからでした。洋画を日本に普及することが自分の使命だとして、画塾を創設し、多くの弟子を養成。また、日本最初の美術雑誌も創刊しています。
3.高橋 由一の絵画作家についての経歴など
高橋由一は、1828年に佐野藩士の子として江戸に生まれ、幼少から狩野派を学びます。1848年から1854年頃に西洋石版画の迫真的な描写に強い衝撃を受けて、洋画の道に進みました。本格的に油彩画を学びはじめたのは、1866年にイギリス人のワーグマンに師事してからのことです。その後、洋画家として活躍し、1873年には日本橋に画塾天絵楼を創立して後進を育成。1879年に、元老院の依頼で明治天皇の肖像も描いています。1894年没。
4.高橋 由一の絵画代表作品とは
- 花魁(1872年)
- 鮭(1877年)
- 岩倉具視之像(1890年)
5.高橋 由一の絵画作品の買取査定ポイントを解説
高橋由一は、江戸から明治にかけて活躍した画家ですので、やはり作品の保存状態とダメージの程度が気になります。日本において初期の油彩画ですので、絵の具の耐用年数などに不安があるのです。絵の具の剥落や画面のヒビ、退色などがあれば修復に出してみることをお勧めします。
代表的な絵画作品の査定ポイントはこちら- 本人の作品だと確認できるか
- 絵の劣化具合
- 正式な鑑定書があるか
6.高橋 由一の絵画作品の取引相場や参考価格
高橋由一の作品が絵画買取市場に出回ることはほとんど無いようです。出品が確認できた作品も、画集をバラした一部を額装してあるものでした。『豆腐』という高級額装用画版集の中の作品で、31,000円で取引されています。古い年代の特殊印刷ですが、状態は良好です。額の大きさは縦38cm×横43cmとなっています。高橋由一の真作が買取市場に出れば、歴史的な価値もあることから高値での買取が期待できるでしょう。
7.高橋 由一の絵画作品の買取についてのまとめ
高橋由一は、日本に油彩画を普及することに一生を捧げました。日本に油彩画がない時代に、本場の西洋画も知らずに写実絵画に挑んだのです。だからこそ、後に続く日本の洋画にはない日本的な油絵というものをより感じます。希少価値の高い高橋由一の作品であれば、査定で高値がつくことが予想されます。
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