高橋潮(たかはし うしお)の絵画買取なら査定金額を比較できる「SATEeee絵画買取」へ

1.高橋潮の作品を売りたいお客様へ

高橋潮は現代銅版画家です。武蔵野美術大学名誉教授である斎藤長三に師事し、同大学園版画科でメゾチント銅版画を学びました。細密を極めた繊細さ、幻想的で美しい女性像、年月を重ねるほど深みを醸しだす高橋潮のメゾチント銅版画は高く評価されており、ノーベル賞顕彰財団から画集が刊行されています。愛好家も多く、作品は高値で取引されているようです。

このページの目次

2.高橋潮についての解説

高橋潮は武蔵野美術大学で油絵科を専攻していましたが、後に同大学の図版画科に進みメゾチント銅版画を手掛けるようになりました。光と影のコントラストを生かした劇的な画面構成により、夢想や幻想、神秘性あふれる独自の美世界を築き上げています。1973年に「春陽会展」に出品し以降毎年出品し続けていました。また、「練馬区立美術館創立記念展」、「ドレスデン造形美術大学交換展」、「練馬の美術’89」(練馬区立美術館)に出品し、ノーベル賞顕彰財団から画集が刊行されています。春陽会会員でもあります。

3.高橋潮の歴史

高橋潮は、1944年に福岡県で生まれました。1970年に武蔵野美術大学造形学部油絵科を卒業し、1973年春陽会展版画部門に出品、1978年武蔵野美術学園版画科卒業しています。1980年から1986年には養清堂画などで個展を開催しました。1985年に練馬区立美術館創立記念展、1986年ドイツのドレスデン造形美術大学交換展に出品します。1988年にはスウェーデンのノーベル賞顕彰財団から画集が刊行され、1989年に「練馬の美術’89」(練馬区立美術館)に出品しました。

4.高橋潮の代表作

  • YUKIKO(千羽鶴より)
  • HIROKO(ゆくひとより)
  • 萌黄色の
  • 卯月

5.高橋潮の作品の買取査定ポイント

高橋潮は、人気のあるテーマである美人画を主に描いています。真作保証も重要ですが、エディションナンバーがあることが必要です。また、作家の署名、シミや汚れ、焼けや退色等があるかないかで、査定額は変わってきます。サイズ、制作年代がわかるか、作品の完成度(凡作か傑作か)、発行枚数、箱の有無などで、査定価格が決まります。

代表的な査定ポイント
  • 人気のあるテーマであるか
  • 真作保証はあるか
  • エディションナンバーがあるか
  • 作家の署名はあるか
  • シミや汚れ、焼けや退色等があるか

6.高橋潮の作品の取引相場価格

高橋潮のメゾチント銅版画『白い花』は、56,000円の高額で落札されました。真作保証がされており、シート47.8cm×44cm、画面36.2cm×33.4cmの大きさです。1996年制作の作品で95部刷り上げられています。エディションナンバーは、「81/95」です。『虹の髪かざり』は、48,000円で取引されました。こちらもメゾチント銅版画で、サイズはシート35.7cm×46.8cm、画面23.9cm×36.0cmです。2003年制作で、95部制作されています。このように高橋潮のメゾチント銅版画は、大変高値が見込めます。

7.高橋潮の作品の買取についてのまとめ

高橋潮は、スウェーデンのノーベル賞顕彰財団から画集が刊行されるほど評価が高い版画家です。夢想や幻想、神秘性あふれる独自の美世界、年月を重ねるほど深みを醸しだす高橋潮のメゾチント銅版画には愛好家も多く、今後も評価があがることが予想されます。十分高額が期待できますので、お持ちの方はぜひとも一度ご相談ください。

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