杉浦 非水(すぎうら ひすい)の絵画買取なら高額査定の可能性!SATEeee絵画買取へ

1.杉浦 非水の絵画作品を売りたいお客様へのご案内

杉浦非水は、近代日本のグラフィックデザイナーです。初期商業デザイン界を牽引した存在で、数々の書籍の装丁や自身の画集を始めデザイナーとして活躍し、のちに多摩美術大学の創始者となるなど、今日のデザイン界に多大なる影響を与えた画家です。杉浦非水の作品は、もし真作であるならば高額査定が見込めるでしょう。

このページの目次

2.杉浦 非水という絵画作家について

杉浦非水といえば、日本モダンデザインの先駆者であり、芸術院恩賜賞を受賞した日本画家、アールヌーボーの天才的デザイナー、そして多摩美術大学の創始者です。その華やかな経歴に目を惹かますが、実際は教員、新聞社、印刷所など様々な経歴の持ち主であり、飲料メーカーカルピスの顧問等も務めていました。商業美術の先駆者として、また現代グラフィックデザインの礎を築いた人物として非常に重要な人物です。

3.杉浦 非水の絵画作家についての経歴など

杉浦非水は1946年、神奈川県出身です。1970年に東京芸術大学美術学部日本画科卒業し、1971年には東京芸術大学大学院美術研究科を修了します。1984年、「現代の裸婦展」で入選を果たし、同時期にはワーナーパイオニアのアートディレクターも務めました。1981年に銀座松屋でイラストレーション原画展開催したのを皮切りに個展を開催し、1995年から2001年まで近鉄大阪店で日本画展を開催しました。また、数々の日本画展に招待出品もしています。

4.杉浦 非水の絵画代表作品とは

  • 三越呉服店「春の新柄陳列会」ポスターデザイン(1914年)
  • 東京地下鉄道開業広告ポスター(1927年)
  • タバコ『光』のパッケージデザイン(1937年)
  • タバコ『日光』のパッケージデザイン(1949年)
  • 夕の清洲橋

5.杉浦 非水の絵画作品の買取査定ポイントを解説

杉浦非水の作品はポスターや装丁が多く、原画を売り出すタイプの芸術家ではありません。そのため、もしグラフィックデザインの原案やラフスケッチなどが本人の肉筆作品であればかなりの高額査定が期待できます。保存状態が良い事、本人の肉筆であることが確認できることも重要なポイントです。

代表的な絵画作品の査定ポイントはこちら
  • 正式な鑑定書が付いているか
  • 付属品の額縁などが状態よく揃っているか
  • 落款・署名印があるか
  • シミ、カビ、汚れなどがないか

6.杉浦 非水の絵画作品の取引相場や参考価格

杉浦非水の作品は現存するほとんどが美術館に収蔵されています。また、図案の考案や装丁が多いため、ポスターや原画が市場に出回る事ははほとんどないようです。以前出品された、大正2年初版で杉浦非水が装丁を手掛けた『女一代』は、上下巻セット、サイズ不明、傷汚れ有りにもかかわらず、27,000円で落札されました。大変人気の画家ですので、もし真作の絵画であればかなりの高額が提示される可能性があります。

7.杉浦 非水の絵画作品の買取についてのまとめ

杉浦非水は、雑誌の装丁やを企業ポスターを中心に活躍した近代芸術科です。近代グラフィックデザインの礎となった重要人物で、今もなおその作品は三越や東京国立近代美術館に飾られています。杉浦非水の作品をお持ちの方は、ぜひ一度査定に出してみる事をおすすめします。

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