塩見 仁朗(しおみ にろう)の作品を高価買取!絵画作家の査定ポイントを徹底解説!
1.塩見 仁朗の作品を売りたいお客様へ
塩見仁朗は数多くの新制作展で入選をしている日本の画科です。亜熱帯地域や熱帯地域の植物を神秘的な雰囲気で描いた作品は、日本のみならず海外でも取引されている実績があります。そのため高額査定が期待できる画家と言えるでしょう。
このページの目次
2.塩見 仁朗についての解説
塩見仁朗は神秘的な雰囲気で亜熱帯地域や熱帯地域の植物をモチーフに作品を作り上げた画家です。初期には火山を題材に選び、桜島や霧島を描いた作品が多いですが、1950年代後半から奄美や沖縄、さらに南太平洋の島々と作品の題材が変化していきました。鮮やかな色彩が特徴的な画家です。
3.塩見 仁朗の歴史
塩見仁朗は1929年に宮崎県で誕生します。京都市立美術専門学校日本画科を卒業し、その後に京都市立美術専門学校研究科へ進学します。在学中に第18回新制作協会展に日本画『青島風景』を出品し初入選を果たします。卒業年には第25回新制作展にて亜熱帯地域の植物を描いた『林間緋桐A』と『林間緋桐B』が新作家賞を受賞します。その後も同じく新作家賞を多く受賞し、新制作協会会員となります。京都日本画専門学校副校長や京都市立芸術大学客員教授を務めあげ後継の育成にも力を入れて取り組んでいました。1996年に67歳にて死去。
4.塩見 仁朗の代表作
- 林間緋桐A(1961年)
- 林間緋桐B(1961年)
- 樹叢間隙(1967年)
5.塩見 仁朗の作品の買取査定ポイント
塩見仁朗の作品の買取査定ポイントは作品の保存状態と作品のサイズ、また何をモチーフに描いているかが重要なポイントとなります。経年劣化による変色やシミやシワがないかどうか確認し、良好な保存状態を保つようにしましょう。また作品サイズが大きいと、買取査定額が高くなる傾向にあります。そして作品のモチーフですが、塩見仁朗の代名詞とも言える亜熱帯地域や熱帯地域の植物を描いた作品では、買取査定額が高くなりやすいです。
代表的な査定ポイント- 作品の出来栄え
- 作品の保存状態は良好か
- 作品のサイズ
- 付属品は揃っているか
- 鑑定書や保証書はあるか
6.塩見 仁朗の作品の取引相場価格
塩見仁朗の『熱国花鳥』と言う額寸61.7cm×73.8cm、作品寸40.9cm×53cmの状態が良好な作品では24,100円で落札されています。また、『春蘭』という額装約10号サイズの作品は額装にややスレのある状態で70,000円で落札されています。海外オークションサイトでは、『春宵桜花』という額寸70.5cm×90.5cm、作品寸53cm×72cmの作品が31,500円で落札されている実績があります。
7.塩見 仁朗の作品の買取についてのまとめ
塩見仁朗の神秘的な雰囲気のある作品は、情動美を生で感じることができることから人気が高いです。数多くの賞を受賞し、後継の育成にも力を入れていた塩見仁朗の作品をお持ちの方はぜひ一度お問い合わせください。
その他の絵画について
お手持ちの品物名や作者などご入力し検索をすると、品物の取引相場価格や品物情報などを閲覧する事ができます。