清水 登之(しみず とし)の絵画買取なら高額査定の可能性!SATEeee絵画買取へ
1.清水 登之の絵画作品を売りたいお客様へのご案内
清水登之は1920年代のアメリカで高く評価された画家で、ニューヨークやフランス・パリで画力を磨き『ヨコハマ・ナイト』や『C嬢の肖像』といった名作を生み出しました。日本に帰国後は戦争画を多く描き、アジアをはじめとする海外の風景を描いた作品を残しました。日本人画家として海外で栄誉を獲得し、日本の美術界に大きな影響を与えた人物でもあります。現在の市場でも評価が高く、高額での取引きが期待できる画家です。
このページの目次
2.清水 登之という絵画作家について
清水登之は大正から昭和前期にかけて活躍した画家です。若くして単身渡米し、働きながら美術を学びました。ジョン・スローンに師事し、アメリカ社会をユーモアとペーソスをもって描き出し、高い評価を受けます。物語性のある作風と高い画力が持ち味です。帰国後は東京を拠点に活動し、独立美術協会の創立にも参加しました。従軍画家として、戦時のアジアの風景や日本軍の行動記録的作品も描いた戦争画家でもあります。
3.清水 登之の絵画作家についての経歴など
清水登之は1887年、栃木県に生まれました。陸軍士官学校への受験に失敗し、1907年に単身渡米し、1912年にオランダ人画家・フォッコ・タダマの画塾に入塾します。1917年にニューヨークへ移り、デザインの仕事をしながら絵を学びました。その後、パリへ渡り三宅克己や藤田嗣治といった在仏画家と交流を深め、画家として活動します。1925年にサロン・ドートンヌ入選を果たし、帰国後は二科展などで受賞しました。1932年に従軍画家となり、多くの戦争画を発表します。1945年、疎開先の栃木県において58歳で亡くなりました。
4.清水 登之の絵画代表作品とは
- C嬢の肖像(1915年)
- ヨコハマ・ナイト(1921年)
- セーヌ河畔(1924年)
- 兵隊と僧侶《トレド郊外》(1925年)
- 難民群(1941年)
5.清水 登之の絵画作品の買取査定ポイントを解説
清水登之の作品は、高い表現力と強いテーマ性が特徴です。特に後年描いた戦争画は、美術品としてだけでなく記録画としての価値も高い作品です。初期のアメリカ風俗を描いた西洋画色の強い作品と、後年の戦争やアジアの風景を描いた作品では、査定額にも変動が生じます。
代表的な絵画作品の査定ポイントはこちら- 作品の状態の良さ
- 本物であること
- サイン、署名があるかどうか
- 共箱、額装の有無
- 描かれた時期
- テーマ、モチーフ
6.清水 登之の絵画作品の取引相場や参考価格
インターネットオークションで、『蘇州城外 虎丘塔遠望』という作品に、241,000円の値が付きました。鑑定書付きで、画面サイズ31.2cm×41cm、額サイズ50cm×60cmの作品です。額にかなりの傷み、欠けが見られますが、作品発表当時の貴重な額なので高価値となっています。また、『上海事変記念 婁塘陣地』という作品は30,999円の価格が付きました。画面サイズ19cm×25.8cm、額サイズは37cm×44cmで、目板裏に直筆サインがあり本物保証がされています。画面のヒビ、剥離と額の傷みがあります。しかし、経年のわりに状態が良く、高額査定が実現しました。
7.清水 登之の絵画作品の買取についてのまとめ
清水登之は戦争画を多く残した画家です。対象を冷静に俯瞰し、大胆なタッチで描く画風が特徴です。軽妙ささえ感じさせるその作風は、現代でも多くの愛好家の支持を得ています。多数の絵画展で入賞しているため、作品は高額で取引きされることが多い画家です。米仏滞在時に描いた作品も人気が高く、市場価値に期待が出来る画家です。
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