島田 章三(しまだ しょうぞう)の絵画買取なら高額査定の可能性!SATEeee絵画買取へ
1.島田 章三の絵画作品を売りたいお客様へのご案内
島田章三(1933年~2016年)は神奈川県出身の洋画家、版画家です。留学中にピカソやブラックを代表するキュビズム画家の作品に触れ、「かたちびと」と呼ばれる独特の人物表現を確立しました。キュビズムをほうふつとさせる島田の作品はメナード美術館をはじめとする多くの美術館で所蔵されており、特に油彩画は人気が高く、いずれも高額査定が期待できます。
このページの目次
2.島田 章三という絵画作家について
島田章三は東京藝術大学在学中に『ノイローゼ』で画壇デビュー後、愛知県立芸術大学学長や愛知県立芸術大学芸術資料館館長を歴任。中日文化賞、紺綬褒章、文化功労者賞など数々の表彰を受け、美術教育、ひいては日本の現代美術に多大な貢献をしました。抽象表現やキュビズムの影響を受けた作品は、どこか冷たい印象がありながらも情緒を感じられる特徴があります。
3.島田 章三の絵画作家についての経歴など
1933年神奈川県に生まれた島田章三は、1954年に東京藝術大学油画科に進学します。1960年に藝術大学を修了すると、中学校、高等学校で美術の非常勤講師を務め、次いで1966年に愛知県立芸術大学に赴任しました。1968年のヨーロッパ留学後は、1990年に愛知県立芸術大学芸術資料館館長、のちには同大学の学長にも就任しています。1993年に紺綬褒章、1990年に日本芸術院賞を受賞、2004年に文化功労者として国から表彰されています。2016年に83歳で逝去しました。
4.島田 章三の絵画代表作品とは
- ノイローゼ(1957年)
- とりたのし(1961年)
- 母と子のスペース(1967年)
- 机の上のガラス器(1990年)
5.島田 章三の絵画作品の買取査定ポイントを解説
島田章三の作品はいずれも人気がありますが、真作であればとくに油彩画が高額で落札される傾向にあります。サイズや保存状態、保証書や鑑定書で本人の作品であることが分かるものがあれば高値がつきやすいでしょう。また、島田章三は作品に「shozo」というサインや裏に書かれたタイトルと本人のサインがあること、また出品図録に掲載された作品は高値で取引されます。
代表的な絵画作品の査定ポイントはこちら- 島田章三本人の作であるかどうか
- 額縁、絵ともに良好な状態であるかどうか
- 剥落やカビなどのダメージがないか
- 作品名などを記したものがあるか
- 元の持ち主や展示の記録があるかどうか
6.島田 章三の絵画作品の取引相場や参考価格
島田章三の真作『机の上のガラス器』は、1990年に有楽町アートフォーラムに出品された作品で、200,000円の価格で取引されています。サイズは画寸79cm×100cm、額寸88cm×120cm、40号の油彩画です。表右下にサイン、裏に作品年とタイトル、サインが書かれており、状態も絵、額ともに良好です。 同じく油彩画の『紅白のバラを生ける』は164,000円で落札されました。画寸24cm×33cm、額寸42.8cm×51.8cm、4号で良好な状態です。油彩画のほかに版画も数多く手がけており、島田作品は真作であればいずれも高値での査定が期待できるでしょう。
7.島田 章三の絵画作品の買取についてのまとめ
和製キュビズムというべき独自の作風で知られる島田章三は愛知、ひいては日本の美術界に大きく貢献した人物といえるでしょう。その作品はいずれも人気が高く、需要があることから高額査定が期待できます。油彩画だけではなく版画などにも、モチーフや制作時期、サイズによって差はあるものの高値がつく可能性は十分にあると考えていいでしょう。島田章三の作品をお持ちであれば、ぜひ一度お問い合わせください。
その他の絵画について
お手持ちの品物名や作者などご入力し検索をすると、品物の取引相場価格や品物情報などを閲覧する事ができます。