島田 元直(しまだ もとなお)の作品を高価買取!絵画作家の査定ポイントを徹底解説!
1.島田 元直の作品を売りたいお客様へ
島田元直は、江戸時代中期から後期にかけて活躍した円山派の日本画家です。花鳥画を得意とし、内裏の御殿に障壁画を描くなど朝廷の絵師としても活躍しました。島田元直の作品は市場にほとんど出回らず貴重なものとなっており、買取額が高値になる可能性があります。
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2.島田 元直についての解説
行基が開祖とされる大乗寺で江戸中期に客殿が再建されたとき、円山応挙を筆頭とする6人の絵師が襖絵の制作にあたり、その1人が島田元直でした。当時人気のある絵師でしたが、現在大乗寺の絵は1枚も残っていません。客殿再建後20年ほど経過したときの地崩れで壊れた3部屋に描かれていたとされるのが牡丹と竹、雪の絵で、島田元直の絵ではないかと考えられています。壊れた部分の一部の資材は豊岡の寺の建築に利用されたともいわれており、その中に島田元直の絵も混ざっていたのかはっきりとしませんが、どこかに現存しているのではないかと期待されています。
3.島田 元直の歴史
島田元直は、1736年の京都で院長官を勤めるなどの公家の家に生まれ、姓は紀、字は子方、子玄、号を鸞洞、別号を後素軒といいました。近現代の京都画壇にまで続く円山派の祖である円山応挙に師事して画を学び、のちに元直は朝廷に仕えて従四位下主計頭となります。寛政年間の1790年の御所造営の際には応挙一門として参加し、内裏の常御殿と仙洞御所夜御殿に障壁画を描くなど活躍します。1819年に84歳で亡くなりました。
4.島田 元直の作品の買取査定ポイント
島田元直の作品は絵の保存状態にもよりますが歴史的な価値が高く、障壁画などの多くが焼失してほとんど残っていないため真作の肉筆画は希少性があり、高額になる可能性があります。また正式な鑑定書が付属していることも重要なポイントです。
代表的な査定ポイント- 肉筆画の真作であるか
- 正式な鑑定書が付いているか
- 作品の保存状態はよいか
- 落款や制作の記録などはあるか
5.島田 元直の作品の取引相場価格
島田元直の作品はネットオークションや古美術商でもなかなか出回ることがなく、一般的な取引価格を推定することが極めて難しい状態です。しかし朝廷の御用絵師として活躍したことや、円山応挙の門人として活躍した日本画家であることから、歴史的な価値や希少価値が高く高額での取引が期待できます。また、さまざまな古美術商が作品の買取を希望しており、かなりの高額で取引される可能性があります。
6.島田 元直の作品の買取についてのまとめ
島田元直の作品は古美術商で販売されてもすぐに売却済みとなり、焼失したものもあるなど、現在では非常に貴重なものとなっています。そのため、市場に出れば高額で取引される可能性があります。お手元に島田元直の貴重な日本画作品をお持ちでしたら、一度査定されることをおすすめします。
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