柴田 是真(しばた ぜしん)の絵画買取なら高額査定の可能性!SATEeee絵画買取へ
1.柴田 是真の絵画作品を売りたいお客様へのご案内
柴田是真はの江戸時代末期から明治時代中期にかけて活躍した日本画家です。京都四条派の作風をもとに、厳かな画風によって大和画・蒔絵・漆絵などの作品を残しました。柴田是真の作品は欧米でも高い評価を受けたものが多く、ウィーン万国博覧会への出展や海外への輸出もされています。
このページの目次
2.柴田 是真という絵画作家について
柴田是真は京都の正統派たる四条派の画流で、障壁画などの漆工を担当します。下絵から蒔絵までの初めから最後まで一貫して製作をすすめ、また青銅塗・墨形塗などの新しい画法を生み出しました。探求心旺盛な柴田是真の作品は万国博覧会への『富士田子浦蒔絵額面』の出品によって、世界へと広まりました。
3.柴田 是真の絵画作家についての経歴など
柴田是真は1807年、江戸の両国に生まれました。宮彫師ながら浮世絵を好んだ父に感化され、11歳で絵師・古満寛哉から蒔絵を学びます。16歳で自ら図案をいちから描くために四条派の鈴木南嶺に師事しました。1850年ごろより柴田是真の名は広まり、多くの技法を開発・復活させ、多くの作品を残します。1873年にウィーン万国博覧会で『富士田子浦蒔絵額面』を出品し受賞するなどさらに才を開かせて1891年84歳で逝去しました。
4.柴田 是真の絵画代表作品とは
- 鬼女図額面(1840年)
- 四季花鳥図屏風
- 富士田子浦蒔絵額面(1872年)
- 温室盆栽蒔絵額面(1877年)
- 月夜風景図
5.柴田 是真の絵画作品の買取査定ポイントを解説
是真は「日本画」と金・銀粉で文様をつけた「蒔絵」の二軸で作品を残しています。特に蒔絵は明治以降で廃れた経緯もあり、希少となるため重要な査定ポイントとなります。印章・落款などの作品証明とともに、制作された時代も注目されます。
代表的な絵画作品の査定ポイントはこちら- 日本画・蒔絵などの作品の傾向
- 印章・落款による作品証明
- 汚れシミのない保存状態の良さ
- そのほか鑑定証明書の有無
6.柴田 是真の絵画作品の取引相場や参考価格
過去の取引実績としては紙本漆絵『鶏図』が261,000円で落札取引されました。こちらは本紙画寸107.3×30.2cm、落款・印章などの真作証明、付属品として二重箱ありと記載があり、状態良好の作品と説明されていました。また、丸盆に描いた『金銀蒔絵夜月芒狸図香盆』が約75,000円で落札されています。絵画や実用品を問わず、是真の作品は様々な形で残されており、希少価値が付く可能性があります。
7.柴田 是真の絵画作品の買取についてのまとめ
柴田是真は江戸時代から明治時代にかけて、希少な漆絵の名手として欧米にもその名をとどろかせた柴田是真の作品は様々な形で残っており、さらに価値が高まることも考えられます。柴田是真の作品と思しきものがありましたら、ぜひ一度査定にお出しください。
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