謝稚柳(しゃちりゅう)の絵画買取なら高額査定の可能性!SATEeee絵画買取へ

1.謝稚柳の絵画作品を売りたいお客様へのご案内

謝稚柳は20世紀に活躍した中国を代表する画家で、鑑定家としても知られています。日本では知名度が高いわけではありませんが、1997年に亡くなったあとも世界各国で展覧会が開かれており、非常に人気のある画家です。アートマーケットでも作品が数千万円以上の価格で取引されていることが多く、直筆の絵画であれば高額査定が期待できます。

このページの目次

2.謝稚柳という絵画作家について

謝稚柳は中国の美術界をリードしてきた画家です。唐、宋、元王朝など古典絵画の研究に励み、自らの作品に生かしました。山水や花鳥、人物など、伝統的な画題に取り組み、細密描写を生かしたり、またあるときにはまた伸びやかで優美な線が印象的な作品を残しました。また鑑定家としての実績もあり、書画の鑑定を行った総作品数は7万点を超えたと言われます。晩年には壮暮生という号も用いています。書画家の陳佩秋は妻にあたります。

3.謝稚柳の絵画作家についての経歴など

謝稚柳は1910年に中国江蘇省に生まれました。9歳の頃より書画を学び、古典中国絵画の模写を繰り返します。19歳の頃には陳洪綬の絵から多大な影響を受けました。1930年代には張大千とも親交を持ちました。張大千との出会いがきっかけとなり、敦煌石窟の壁画の模写も手がけます。『敦煌石窟集』をはじめとする本も出版しました。戦後になると文化的遺物の保存活動を行うほか、上海博物館で顧問を務め、また上海中国書画院委員会委員、上海文物管理会副主席など重要なポストに就き、また中央大学芸術系教授も務めました。1997年に87年の生涯を終えました。

4.謝稚柳の絵画代表作品とは

  • 紅葉小鳥(1983年)
  • 竹梅石(1987年)

5.謝稚柳の絵画作品の買取査定ポイントを解説

まず最も重要な査定ポイントは真作であることです。証明書や鑑定書つきのほうが高額となる可能性があり、また作品の由来や過去の所有者などがわかっていることも査定のポイントです。保存状態は良好かなどの一般的な骨董品の査定ポイントもあてはまります。絵画の代表的な絵画作品の査定ポイントはこちらは以下のとおりです。

代表的な絵画作品の査定ポイントはこちら
  • 謝稚柳の真作か(証明書、鑑定書はあるか)
  • 作品の状態(画面に汚れ、シミや破れなどがないか)
  • 作品画面や裏面に署名があるか
  • 作品のサイズ

6.謝稚柳の絵画作品の取引相場や参考価格

謝稚柳の作品は海外のマーケットで頻繁に売買が行われています。例えばクリスティーズのオークションには過去かなりの数が出品されています。作品の大きさや絵柄によって落札された価格にはばらつきがありますが、高額な作品では山水画に940万香港ドル(約1億3,160万円)の値がつきました。こちらのサイズが63.5cm×131cmで、本人の署名落款のあるものでした。他にも数千万円で取引されている作品が多くあります。

7.謝稚柳の絵画作品の買取についてのまとめ

中国の自然を題材に、古典に学んだ確かな技術に裏打ちされた作品は、時が止まったかのような静けさが漂い、吸い込まれるような魅力があります。画面に澄みわたる静寂さや、対象への真摯な眼差しが感じられる作品は、時を超えて広く多くの人に愛されています。とても人気の高い画家であるため、コレクターの需要も常にあります。そのため本人の作でかつ保存状態の良いものは高額査定になる可能性があります。

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