斉藤 博康(さいとう ひろやす)の作品を高価買取!絵画作家の査定ポイントを徹底解説!

1.斉藤 博康の作品を売りたいお客様へ

斉藤博康は、昭和から今日に至るまで活躍している日本画家です。埼玉県久喜市や新潟県立近代美術館などに作品が収蔵され、後進の育成や美術界の発展に尽力していることでよく知られています。斉藤博康の作品は人気が高くなっており、査定時に買取額が高値になる傾向があります。

このページの目次

2.斉藤 博康についての解説

斉藤博康は日本画の淡い表現の中で現代的な表現で抽象画や花鳥画、風景画などを描いています。大学で日本画を専攻し、さらに研究者として多くの後進を指導するかたわら、展覧会の審査委員も務め、日本画界の発展に尽力しています。2019年の春の院展や再興院展にも入選し、高齢となった現在でも意欲的な創作活動を行っています。

3.斉藤 博康の歴史

斉藤博康は、1941年に埼玉県で生まれました。東京芸術大学日本画科で画を学び、大学院にも進学して平山郁夫に師事します。埼玉県展特別賞と1971年の春展奨励賞を受賞し、2007年の再興第92回院展で入選するなどさまざまな賞を重ね、日本美術院の特待にもなります。東京芸術大学の助手や、新潟大学の教授、筑波大学の教授も務め、長きにわたり後進の育成に尽力し、現在に至るまで展覧会への出品や受賞、展覧会の審査委員、個展の開催など、さまざまな場で活躍しています。

4.斉藤 博康の代表作

  • 想―トドワラ霧―
  • 歴―茜刻―

5.斉藤 博康の作品の買取査定ポイント

斉藤博康の作品はサイズが大きいほど評価が高くなるようで、高額査定の重要なポイントです。また展覧会への出品履歴や受賞履歴がある作品や、画集に収録された作品であればさらに高額な買取額になる可能性があります。

代表的な査定ポイント
  • 大きいサイズの作品か
  • 肉筆の日本画か
  • 展覧会への出品履歴や受賞履歴はあるか
  • 作品の保存状態は良好か

6.斉藤 博康の作品の取引相場価格

斉藤博康の真作肉筆画の『朱い実』が、ネットオークションで73,000円の価格で落札されました。作品のサイズが52cm×40cmの10号で、緑と赤みを帯びた茶の背景に赤い実を付けた枝がガラス瓶に挿され、ツタが絡まる様子が描かれており、伝統的な日本画とは異なる洋風な雰囲気がただよう日本画です。紙本彩色で、良好な状態の作品です。斉藤博康の作品は非常に評価が高く、保存状態がよい斉藤博康本人の作品であれば、高額査定が期待できるでしょう。

7.斉藤 博康の作品の買取についてのまとめ

淡い日本画の色彩でありながら現代的な画風で描かれた斉藤博康の作品は高い評価を得ています。作品は数々の美術館や公共機関などに収蔵されているため市場には少なく、美術商から販売されてもすぐに売却済になる傾向にあります。真作の肉筆画は貴重で高値の可能性があるので、一度査定してみてはいかがでしょうか。

その他の絵画について