佐伯 岸駒(さえき がんく)の絵画買取なら高額査定の可能性!SATEeee絵画買取へ

1.佐伯 岸駒の絵画作品を売りたいお客様へのご案内

佐伯岸駒は江戸時代後期の絵師で、岸派の祖です。筆法の鋭い写実的な描写で、人物画や虎やクジャクなどの動物画に優れた作品を残しています。独学で画を学んで身を立てた岸駒の作品は現在でも高く評価されており、査定時に高い金額を提示される可能性があります。

このページの目次

2.佐伯 岸駒という絵画作家について

佐伯岸駒は特定の師につかず、狩野派や南蘋派、四条派を独学で学びました。そしてそれらの画風を折衷して、覇気に富んだ花鳥画を描きました。また、実際に虎の頭骨や毛皮を研究するなどの努力を重ね、迫力のある虎画を得意としていました。弟子も多く、四条派に対抗して岸派を形成し、京都の社寺のみならず町家の至る所にまで岸派の作品が残っています。

3.佐伯 岸駒の絵画作家についての経歴など

佐伯岸駒は、1749年または1756年に越中国高岡または加賀国金沢で生まれました。幼い頃から画を好みましたが、生活は苦しかったらしく手習いもできないまま自分で画や字を覚え、12歳の頃紺屋に丁稚奉公にあがりました。1779年に京都へ出て絵師となり、画風から森蘭斎の画系である南蘋派に学んだと考えられます。有栖川宮の庇護のもと、御所や金沢城二の丸御殿の障壁画を制作し、大名からの依頼も多く、生涯京都を代表する絵師であり続けました。1838年に83歳または90歳の長寿を全うして死去しました。

4.佐伯 岸駒の絵画代表作品とは

  • 牡丹孔雀図(1785年)
  • 孔雀図
  • 猛虎図

5.佐伯 岸駒の絵画作品の買取査定ポイントを解説

佐伯岸駒の作品は江戸時代後期のため時代が古く貴重で、模写や真贋不明の場合もあるので、肉筆画の真作であるかが高額査定の重要なポイントです。日本画で証明となる鑑定書が付属されていれば、さらに査定額が高くなるでしょう。

代表的な絵画作品の査定ポイントはこちら
  • 正式な鑑定書が付いているか
  • 作品の状態は良好か
  • 肉筆画か
  • 共箱はあるか
  • 落款はあるか

6.佐伯 岸駒の絵画作品の取引相場や参考価格

佐伯岸駒の作品は、迫力のある画風によって人気が高くなっています。ネットオークションでは真作肉筆画の『松下猛虎』が、211,000円の高い価格で落札されました。サイズは、本紙が縦131cm×横63cm、総丈が縦217.5cm×横72.5cmで共箱があり、折れがある状態の掛軸作品です。岸駒本人の作で状態のよい日本画であれば、高値での査定が見込めるでしょう。

7.佐伯 岸駒の絵画作品の買取についてのまとめ

佐伯岸駒は、岸派の祖としてリアルで迫力のある画が人気の絵師で、今でも高く評価されています。江戸時代に描かれた真作の肉筆画は非常に貴重で、市場に出ることを多くの人が期待しています。お手元の岸駒の作品を確認していただき、一度査定されてみてはいかがでしょうか。

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