佐分 真(さぶり まこと)の絵画買取なら高額査定の可能性!SATEeee絵画買取へ

1.佐分 真の絵画作品を売りたいお客様へのご案内

佐分真は、大正から昭和初期にかけて活躍した日本の洋画家です。ヨーロッパ放浪をきっかけに堅実でリアリズムあふれる独自の画風を確立し、画家としての名声を高めています。若くして亡くなった佐分真の作品は希少価値が高く、高値買取が期待できるようです。

このページの目次

2.佐分 真という絵画作家について

佐分真は裕福な家庭に育ち、幼いころから画家を志しています。早くから画家として頭角を現していた佐分は、渡仏した際に描いた『貧しきキャフェーの一隅』が帝展で特選を受賞し、その名を一挙に高めました。レンブラントを敬愛していてオランダ、スペイン画派やクールベなども研究した結果、重厚で写実的な画風を確立しています。官展系の新進画家として注目されていましたが、突然の自死によりその生涯を終えました。

3.佐分 真の絵画作家についての経歴など

佐分真は1898年に、愛知県名古屋市に生まれました。上京し、川端画学校を経て、東京美術学校では藤島武二に学んでいます。1927年に渡仏した際には、当時の風潮であった古典主義に基づいて西洋画をあらためて研究しました。帝展では出品した1931年、1933年、1934年で特選を受賞します。将来を嘱望されますが、参加していた白日会や光風会を相次いで脱退。脱退した翌年の1936年に遺書3通を残して39歳で自殺しています。その理由は不明です。

4.佐分 真の絵画代表作品とは

  • 貧しきキャフェーの一隅(1930年)
  • 午後(1932年)
  • 室内(1934年)

5.佐分 真の絵画作品の買取査定ポイントを解説

若くして亡くなられているので作品数が少なく、その多くは各地の美術館に収蔵されています。そういった理由から、佐分真の真作というだけで高値での買取が期待できるようです。制作年代が古いので、やはり保存状態の良し悪しが買取査定でのポイントとなるでしょう。

代表的な絵画作品の査定ポイントはこちら
  • 真作であるか
  • 作品の状態は良好か
  • 正式な鑑定書の付属
  • 保管方法は適切であるか

6.佐分 真の絵画作品の取引相場や参考価格

佐分真の作品が絵画買取市場に出回ることはほぼありません。早くに亡くなられているため、作品数が少なすぎるのです。出品が確認できた作品では、『洋装の女』という鉛筆画が30,000円で落札されていました。サインはありませんが、右下にスタンプがあります。また、長男の佐分純一の証明書付きです。作品サイズが縦28cm×横24cmで、額サイズが縦45cm×横37cmとなっています。作品には薄いシミがあるようです。

7.佐分 真の絵画作品の買取についてのまとめ

佐分真は画面内での均衡と調和を重んじ、重厚でリアリティーのある画風で描きました。若くして画家としての名声を得ましたが、自ら命を絶ってしまいます。しかし、画業に対する評価は高く、希少価値もあることから市場では高価買取が期待できる画家です。佐分真をお持ちでしたら、ぜひ一度お問い合わせ下さい。

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