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1.レメディオス・バロの作品を売りたいお客様へ

レメディオス・バロは、20世紀に活躍したスペイン出身のシュルレアリスム画家です。メキシコやアメリカ、日本などで回顧展が開かれるなど、現在でも高い評価を得ています。バロの絵画作品は非常に人気がありますが、国内の市場にほとんど出回っていないため希少価値が高く、高額な査定になる可能性があります。

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2.レメディオス・バロについての解説

メキシコに移住後、1949年頃からレメディオス・バロの作風は成熟度を増し、独特なものに発展しました。機械や幾何学を描くことが特徴的で、謎めいた美しさを持つ作風は即座にバロのものとわかるほど個性的なものとなっており、卵テンペラを思わせる完璧な筆使いで綿密に線を重ねて表現されました。魔術や錬金術、神秘思想を好んでいたことが作品にも表現されており、物語を想像できるような絵画が多く残されています。

3.レメディオス・バロの歴史

レメディオス・バロは1908年にスペインのジローナに生まれました。15歳でサン・フェルナンド美術学校に入学します。同時期にサルバドール・ダリも在校しており、バロはここで絵画の基礎技術を学びました。1930年にヘラルド・リサラーガと結婚してパリに移住し、シュルレアリスム運動に大きな影響を受けます。その後パリに進軍したナチスドイツによるシュルレアリストへの迫害を逃れて、1941年にメキシコに移住します。その後メキシコで画家としての才能を開花させますが、絶頂期の1963年に心臓発作により54歳の若さで亡くなりました。

4.レメディオス・バロの代表作

  • 菜食主義の吸血鬼たち(1962年)
  • 無重力現象(1963年)

5.レメディオス・バロの作品の買取査定ポイント

レメディオス・バロの作品は、日本国内の市場に出る作品がほとんどないため希少性が高くなっています。メキシコ移住後の作品は評価が高くなる傾向にあり、正式な鑑定書が付属している作品や、保存状態のよい絵画作品は高額な査定が期待できます。

代表的な査定ポイント
  • 真作の肉筆画か
  • 正式な鑑定書が付いているか
  • サインなどが確認できるか
  • 作品の保存状態は良好か

6.レメディオス・バロの作品の取引相場価格

レメディオス・バロの『Dragonfly Woman』という作品が、海外のオークションで39万4,000米ドル(約4,300万円)もの価格で落札されました。トンボを擬人化した謎めいた雰囲気の抽象画で、大きさは縦65.7cm×横20cm、紙にオイル、ガッシュで描かれたサインのある1961年の作品です。レメディオス・バロの作品は、日本国内ではほとんど取引がないため希少なものとなっており、一旦作品が市場に出ればかなりの取引額となる可能性があります。

7.レメディオス・バロの作品の買取についてのまとめ

レメディオス・バロはシュルレアリスムの画家として、独特な世界観を表現して個性的な絵画作品を描きました。その謎めいた美しさの絵画は多くの人を魅了しています。レメディオス・バロの絵画作品は貴重なものとなっており、高値の可能性があるので、一度査定して価値を確かめられることをおすすめします。