Paul Guiramand(ポール・ギヤマン)の絵画買取なら査定金額を比較できる「SATEeee絵画買取」へ
1.ポール・ギヤマンの作品を売りたいお客様へ
ポール・ギヤマンは、「色彩の魔術師」と称されるフランスの画家です。その天性の卓越した色彩の魅力から、世界的に高名な画家となりました。パリ国立美術学校でブリアンションに師事し、エコール・ド・パリ展やマントン・ビエンナーレ展、青年絵画展マルボロ賞を受賞するなど、数々の輝かしい栄誉に輝きました。作品はパリ市立美術館をはじめ、世界各国の美術館に収蔵されています。日本にも数度来日し、その作品は多くの人を魅了しました。現在も国内の作品の需要は高く、高値で取引されているようです。
このページの目次
2.ポール・ギヤマンについての解説
ポール・ギヤマンは、赤、青系統を主体とする鮮烈な色面のコントラストを表現しました。その官能的で機知に富んだ色面構成と叙情性豊かな表現で、馬のいる風景、女性像、バイオリンのある静物などをモチーフに描きました。エコール・ド・パリ展やマントン・ビエンナーレ展などで注目を集め、カミュやヘミングウェイの挿画を担当したことで、世界的な画家になります。日本にも何度か来日を重ねており、ホテルニューオータニの大壁画『パラダイス』を描き、国内でも多くのファンを魅了するようになりました。
3.ポール・ギヤマンの歴史
ポール・ギヤマンは、1926年にフランスのサン・カンタンに生まれました。1945年パリ国立美術学校でブリアンションに学びます。19521年に画家の登竜門であるローマ大賞を受賞し、4年間ローマに留学しました。留学期間に古典派を学びましたが、その正反対ともいえる斬新な画風、すなわち鮮烈な色面のコントラストで、サーカス、馬、花、裸婦などをモチーフに表現しました。1956年エコール・ド・パリ展で脚光を浴び、フランス政府の買い上げを受け、1957年マントン・ビエンーレで2等賞を受賞、青年絵画展マルボロ賞を受賞するなど、数々の輝かしい栄誉に輝きました。1958年以降メキシコ・シティー、モスクワを始め欧米各地で個展を開催します。日本でも1968年から1969年まで各地で個展が開催され、1981年、1983年に来日しています。2007年に享年81歳で逝去しました。
4.ポール・ギヤマンの代表作
- パラダイス
5.ポール・ギヤマンの作品の買取査定ポイント
ポール・ギヤマンの作品では、彼が得意とした、馬、女性像、バイオリンのある静物などのテーマに人気があるようです。またギヤマンは、油彩だけではなくリトグラフ、本の挿絵も手掛けています。制作したリトグラフの数は多く、油彩画の方が査定額は高値のようです。真作証明があることが一番ですがサインの有無も重要で、さらにリトグラフの場合はエディションナンバーも不可欠です。保存状態の良し悪し、サイズの大きさも査定額を左右します。
代表的な査定ポイント- 人気のある画題であるか
- 作品の制作方法は何か
- 真作証明はあるか
- サインもしくはエディションナンバーはあるか
- 保存状態は良好か
6.ポール・ギヤマンの作品の取引相場価格
油彩画『秋の馬』は、401,000円の高額で取引されました。真作が保証されており、手法としてはキャンバスに油彩で描かれています。右下にはサインが確認でき、作品のコンディションは概ね良好です。画寸100cm×81cm、額寸118cm×99cmで40号の大きさです。『花と馬とバイオリン』も350,000円と言う高値で落札されています。こちらも真筆保証付きで、紙に水彩と油彩を加えて描いています。12号で額寸65.5cm×横80.5cm、画寸44.2cm×59.3cmの大きさです。いずれもギヤマンが得意とした馬と花をモチーフに、鮮やかで色彩豊かな心が弾むように明るい画面構成になっています。このようにギヤマンはその絵の魅力からも人気があり、高値が見込めると言えます。
7.ポール・ギヤマンの作品の買取についてのまとめ
「色彩の魔術師」と称されるポール・ギヤマンは、その鮮烈な色彩の持つ魅力から、世界的に高名な画家です。日本国内でも愛好家は多く、その人気と需要を裏付けるように多く流通しています。現在も数十万円以上の高額で取引されており、作品は十分高額査定が期待できます。お持ちの方がいらっしゃいましたら、ぜひともご相談をお待ちしております。
その他の絵画について
お手持ちの品物名や作者などご入力し検索をすると、品物の取引相場価格や品物情報などを閲覧する事ができます。