小山 硬(おやま かたし)の絵画買取なら高額査定の可能性!SATEeee絵画買取へ

1.小山 硬の絵画作品を売りたいお客様へのご案内

小山硬は昭和中期から現在に至るまで、延べ60年以上にわたって日本画壇で活動する芸術家です。故郷の熊本県や長崎県を軸にした作品のほか、日本各地の風景画を残しています。特に熊本に存在した隠れキリシタンを題材にした作品が彼のシンボルとなっています。そんな小山硬の作品は人々の心を打ち、さらなる価値上昇が期待されています。

このページの目次

2.小山 硬という絵画作家について

小山硬は日本各地の風景を、淡く繊細なタッチで残した作品が多くあります。なかでも故郷の熊本県や隣県の長崎県にまつわる歴史の印象的な場面を描いた作品を残しています。象徴的なのは「偶然、縁があった」と述べる隠れキリシタンを題材とした作品です。過去を想像して、今に紡がれる歴史の一本線を小山は描き残しています。

3.小山 硬の絵画作家についての経歴など

小山硬は1934年熊本県で生まれました。1歳で父を亡くし、兄に付いて満州や日本国内を転々とします。早々に絵への執心を示した小山は東京藝術大学を卒業後に日本画家・前田青邨の最後の弟子となります。1961年に院展にて『潮(網)』で初入選のあと、熊本取材をきっかけに「天草シリーズ」と呼ばれる熊本・長崎に関する歴史画を描くようになりました。

4.小山 硬の絵画代表作品とは

  • 潮(網) (1961年)
  • 天草 崎津教会(1978年)
  • 長崎 蛇踊り(1980年)
  • 駿河懸崖(1994年)
  • 天草(慈光) (2004年)

5.小山 硬の絵画作品の買取査定ポイントを解説

小山硬は、遠近法や淡い彩色による幻想的な作風が特徴です。透き通るような日本各地の風景はもちろん、神聖な宗教行為を描いた人気の「天草シリーズ」は高額査定につながります。また、落款・印章などの作品証明や模写品でないことの証明が査定ポイントとなります。

代表的な絵画作品の査定ポイントはこちら
  • 時代背景、場面に応じた作風か
  • 作風に乖離した画法や複製品ではないか
  • 印章・直筆サインなどの作品証明
  • その他鑑定証明書の有無

6.小山 硬の絵画作品の取引相場や参考価格

取引例としては、『春雪富士』が約10万円で落札実績があります。こちらは画面サイズが6号の31cm×40cmで、額サイズ51.5cm×60.5cmの紙本彩色、印章落款と共シールありの真作保証品ということでした。また、『群青富士』という作品が真作保証品として出品され、額と絵に経年による薄シミがあると説明されながらも約3万円で取引されています。熊本・長崎を題材にした小山硬の作品は、真作であればいずれも高額で取引される傾向にあります。

7.小山 硬の絵画作品の買取についてのまとめ

小山硬は熊本の歴史を現代へ繋ぐ、歴史画家としての側面を持っています。そんな小山硬の作品は現代でも人気が高く、真作であることが証明できれば高額査定が見込まれます。小山硬の作品がお手元にありましたら、一度査定依頼されてはいかがでしょうか。

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