大藪 雅孝(おおやぶ まさたか)の絵画買取なら高額査定の可能性!SATEeee絵画買取へ

1.大藪 雅孝の絵画作品を売りたいお客様へのご案内

大藪雅孝は、シェル美術展で佳作賞を受賞した実績があるほか、東京藝術大学の名誉教授に就任された経歴のある画家です。ミクストメディア(混合技法)の先駆者として知られています。独自の技法で描かれた油絵を連想させる日本画作品は注目を集めており、高値が付くと期待できます。

このページの目次

2.大藪 雅孝という絵画作家について

大藪雅孝はソウル生まれの日本画家です。油彩から転向し、水性のアクリル絵具を岩絵具などと併用し、油性の絵具と同じ表現していくなどの独自の日本画表現を突き詰めました。日本画以外にも掛け軸や陶芸の作品も残しており、さまざまなジャンルを通して芸術活動を展開したことも知られています。資生堂ギャラリーで個展を開催した実績もあります。

3.大藪 雅孝の絵画作家についての経歴など

大藪雅孝は1937年にソウルで生まれました。1942年に帰国し、1960年に銀座・村松画廊で初の個展を開催します。同年に東京藝術大学美術学部工芸科図案計画専攻を卒業しました。1962年には第6回シェル美術賞展で入選を果たし、佳作賞を受賞しています。1990年に東京藝術大学美術学部の教授に選任されました。2015年に東京藝術大学名誉教授になった後、翌年に享年79歳で画家としての生涯を終えます。

4.大藪 雅孝の絵画代表作品とは

  • 白牡丹(1984年)
  • あじさい(1986年)
  • 紅白梅(1993年)

5.大藪 雅孝の絵画作品の買取査定ポイントを解説

大藪雅孝はミクストメディアの先駆者として知られる画家であるため、査定では、作品にさまざまな種類の技法が使われているかも着目されます。また、あじさいや白牡丹など主題とした作品が画廊で販売されていることから、花が描かれてた作品かという点などが注目されます。鑑定書がついている、あるいは、汚れが少ないなどの条件が重なれば、さらに高価買取が望めるでしょう。

代表的な絵画作品の査定ポイントはこちら
  • 混合技法が見られる
  • 生き物や花などが描かれている
  • 本物であるかの証明があるか
  • 保管状態がよい

6.大藪 雅孝の絵画作品の取引相場や参考価格

大藪雅孝の『クリスマスローズ』というキャンバスに描かれた絵画は、53cm×45.7cmのサイズで、オークションで3,300,000円で落札されました。また、72.8cm×116.9cmの『紅白梅』という作品も8,200,000円で落札され、こちらはオークション主催者側で5,000,000円から6,000,000円の落札予想価格でしたので、予想を上回る高額取引となりました。いずれも作者特有のミクストメディアの技法が見られる作品です。複数の作品が数百万円の価格がついていることから、そのほかの作品も査定で高く評価されると予想できます。

7.大藪 雅孝の絵画作品の買取についてのまとめ

大藪雅孝は、作品を通して日本人ならではの美術意識を示し続けました。画業50周年を記念した巡回展などが軽井沢アートミュージアムなどで開催されており、没後においてますます作品が注目されるようになっています。特にミクストメディア作品をお持ちでしたらぜひ査定に出してみることをおすすめします。

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