大岡 雲峰(おおおか うんぽう)の絵画買取なら高額査定の可能性!SATEeee絵画買取へ

1.大岡 雲峰の絵画作品を売りたいお客様へのご案内

大岡雲峰は、旗本でありながら山水画や花鳥画を得意とした日本画家です。江戸時代は草花を愛する武士が多く、雲峰も本草学に興味を持ち、増田繁亭編『草木奇品家雅見』などに弟子とともに挿絵を描きました。肉筆の真作は希少性が高く今でも多くの人が手に入れたいと希望する画家で、高い査定額が期待されます。

このページの目次

2.大岡 雲峰という絵画作家について

大岡雲峰は、南画を学び、後に画風を南蘋派に転じると四谷南蘋と称され、文化年間には谷文晁や酒井抱一などと並び称されるほどの優れた画家でした。多くの弟子に日本画を教え伝え、安藤広重も雲峰に学んだと言われています。本草学の挿絵を緻密に描き、大きな成果の一翼を担いました。その作品は歴史的資料としての価値も高く、美術館や博物館にも収蔵されています。

3.大岡 雲峰の絵画作家についての経歴など

大岡雲峰は、1765年に江戸で生まれた旗本で、文人画家です。筑後柳河藩士牛田忠光の子として生まれ、のちに旗本大岡助誥の養子となり1788年に24歳で家督を継ぎます。鈴木芙蓉の高弟で、のちに2歳年上の谷文晁の門人となりました。本草学にも興味を持ち、増田繁亭編『草木奇品家雅見』(1824年)や水野忠暁『草木錦葉集』(1829年)などに弟子の関根雲停、石川碩峰とともに挿絵を描きました。江戸画檀の長老として敬われ、1848年に84歳で亡くなりました。

4.大岡 雲峰の絵画代表作品とは

  • 三十六歌仙絵(1836年)
  • 近江八景図(1848年)

5.大岡 雲峰の絵画作品の買取査定ポイントを解説

大岡雲峰はすばらしい日本画を残しましたが、江戸時代の画家のため残された作品の数は限られます。弟子の作品は多いですが、雲峰本人の真作を見つけるのは難しいのが現状です。その希少な状況から探し求める人は多く、真作であれば高い価格が想定されます。

代表的な絵画作品の査定ポイントはこちら
  • 真作の肉筆画か
  • 正式な鑑定書が付いているか
  • 作品の状態は良好か
  • 共箱、共シールはあるか

6.大岡 雲峰の絵画作品の取引相場や参考価格

大岡雲峰の作品は、ネットオークションなどではほとんど出品されないようです。真作肉筆画絹本の掛軸『龍虎双福』が、オークションで55,000円で落札されました。サイズは全体が縦192cm×横54cm、絹本が縦104cm×横41cmで、合箱がついていてあまり状態がよくありませんが、真作であったため高価格で落札されました。日本画の真作で状態がよければさらなる高額査定が期待できるとでしょう。

7.大岡 雲峰の絵画作品の買取についてのまとめ

大岡雲峰は、山水画と花鳥画を描き、自然を愛する画家でした。その作風は多くの弟子を通じて現代の日本画にも伝えられています。真作の肉筆画はなかなか見つからず、貴重なものとなっています。大岡雲峰の作品をお持ちでしたら、ぜひ査定に出されてはいかがでしょうか。

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