大野 俊明(おおの としあき)の絵画買取なら高額査定の可能性!SATEeee絵画買取へ

1.大野 俊明の絵画作品を売りたいお客様へのご案内

大野俊明は、現代日本美術界を代表する日本画家です。1995年にニューヨークで個展を開催し、2006年にはローマ法王に屏風絵を献上するなど、国際的にも活躍しています。精緻な筆致と柔和で清冽な画風は国内外で高い評価を受けており、査定でも高額取引となる可能性が十分ある作家です。

このページの目次

2.大野 俊明という絵画作家について

大野俊明は、京都二条城の障壁画模写、安土町の「信長の館」天守閣内障壁画の復元に携わるなど、障壁画制作でも名を成しました。1987年の山種美術館賞展優秀賞はじめ受賞歴も数多く、国内外の展覧会にも多数出展し好評を博すとともに、成安造形大学、京都市立芸術大学で教鞭を取るなど、若い才能の育成にも情熱を注いでいます。

3.大野 俊明の絵画作家についての経歴など

大野俊明は京都市の出身で、1948年に生まれました。1973年に京都市立芸術大学美術専攻科日本画専攻を修了し、本格的に画業をスタートさせます。1991年、タカシマヤ文化基金にて新鋭作家奨励賞、1993年、京都市芸術新人賞を受賞するなど、画壇に新風を吹かせました。また、1996年には個展「流れ行く時の風」を、2008年には個展「山河行く風」を東京、名古屋、大阪、京都などで開催し、大きな反響を呼びました。京都日本画家協会会員として、現在も現代日本画のトップランナーとして積極的に活動し続けています。

4.大野 俊明の絵画代表作品とは

  • 京都二条城二之丸御殿障壁画(1972年~)
  • 平家物語素描集(2004年)

5.大野 俊明の絵画作品の買取査定ポイントを解説

大野俊明は、国際的な知名度も高く、優しい色使いと穏やかな情趣が香る作品にはファンも多いため、真贋が明らかではないものや模写作品が市場に出回ることもあります。そのため、真作であることが買取査定の際にまず重要となり、証明書などの付属があると高値がつく可能性も高くなります。そして、査定額上乗せのポイントとしては、展覧会の出展実績があるか、額などの付属品が揃っているか、作品の大きさや保存の状態が良いかという点があります。また、花の画の他にも女性を描いた作品の人気も高いため、作品のモチーフも評価のポイントとなります。

代表的な絵画作品の査定ポイントはこちら
  • 展覧会の出展実績があるかどうか(目録や解説などがあるとなお良い)
  • 証明書や鑑定書があるかどうか(大野俊明作の証明ができるものかどうか)
  • 付属品が揃っているか(額や箱、共シールなど)
  • 作品の大きさはどれくらいか
  • 良い保存状態であるか(傷や汚れなどがないか)
  • モチーフが人気のあるものかどうか(女性像や花など)

6.大野 俊明の絵画作品の取引相場や参考価格

インターネットオークションなどではリトグラフなどの版画作品も頻繁に取引されており、数千円などの価格で落札されています。肉筆の作品は、さらに高評価を受けており、中でも女性像の日本画は真作であれば数十万円の高値がつく傾向があります。額縁サイズが84.2cm×74cm、作品サイズが59cm×48.7cmの『寛(くつろ)ぐ時』という裸婦像は、真作保証済みで、共シール、布タトウ箱、黄袋が揃っており、ほとんど傷みのない保存状態だったこともあり、154,000円の高額落札となりました。

7.大野 俊明の絵画作品の買取についてのまとめ

大野俊明の絵画は、障壁画の模写を通して会得した日本古典絵画の深淵な理解から生み出されているがゆえに、静かで深い感動を見る者に与えています。とくに大野の筆が織りなす女性像は愛好家も多く、市場価値の高騰を招いています。お手元に大野俊明作品がありましたら、ぜひ査定に出されることをおすすめします。

その他の絵画について