小野 州一(おの しゅういち)の作品を高価買取!絵画作家の査定ポイントを徹底解説!

1.小野 州一の作品を売りたいお客様へ

小野州一は、日本の洋画家です。油彩画を中心に水彩画やリトグラフを残しています。フランスと北海道を拠点に活躍し、植物や風景を色彩豊かに描きました。小野州一の作品は今もなお人気が衰えることがなく、査定でも高値が提示される傾向にあるようです。

このページの目次

2.小野 州一についての解説

北海道で生まれた小野州一は、上京して独学で絵画を学び、20代半ばで抽象画の画家として注目を集めました。その後、パリに拠点を移し、フランスの風景などに触れる中で、豊かな色彩感覚と軽やかな線描を育んでいきました。小野の描く風景は、さまざまな視点で描いたスケッチが再構築されています。それにより完成した風景は、実物とは違う小野自身の心象風景ともいえます。73歳で亡くなるまで、四季折々の風景をモチーフに絵を描き続けました。

3.小野 州一の歴史

小野州一は、1927年に北海道千歳市に生まれました。少年時代から絵や詩に関心を持ち、北海道立札幌第一中学校を卒業後、上京して独学で絵画を学びました。1961年、北海道出身の画家と北象会を結成し、注目を集めます。1967年にパリを訪れ、1973年から1977年まで家族とともにパリを拠点にしました。長期間の滞在の中で、小野は自らの絵画のスタイルを確立しますが、帰国後もパリやヴェネツィアを幾度も訪れています。1980年に北海道立近代美術館賞、1986年には小学館絵画賞、サンケイ児童出版文化賞美術賞を受賞しました。1995年、北海道富良野市に拠点を移します。2000年、胃がんによりその生涯を閉じました。

4.小野 州一の代表作

  • サンマルコ広場(1972年)
  • 裸婦のいる部屋(1984年)
  • 旗と広場
  • 花(1994年)

5.小野 州一の作品の買取査定ポイント

小野州一はフランスや北海道を愛し、土地に根差した作品を描きました。特に、植物や風景がモチーフとの油彩画は人気が高く、売買市場でも数多く取引されています。真作を証明できる鑑定書などがあれば、高額の査定が付くことを期待できるでしょう。

代表的な査定ポイント
  • 植物や風景が題材であるか
  • 油彩画であるか
  • 正式な鑑定書が付いているか
  • 保存状態は良好か

6.小野 州一の作品の取引相場価格

小野州一の油彩画『サン・ジョルジォ、ベネチア』は、180,000円で取引されました。作品は縦50cm×横65cm、額寸は縦62cm×横77cmの作品です。額には気にならない程度のキズやスレがあるものの、作品の状態は良好でした。また小野の作品にはよく見られますが、キャンバスではなくボードが使用されています。画面右下に作者のサインと、裏面にギャラリーのシールが貼付されています。

7.小野 州一の作品の買取についてのまとめ

軽快な線描と、色彩が際立ちながらも深みのある表現は、小野州一の作品を示す代名詞であるといえます。国内外で高い評価を得ており、現在もなお人気のある画家で、風景を描いた油彩画などは十数万などで取引されることもあります。小野州一の作品は高値での買取が予想されますので、真作の絵画作品をお手持ちのお客様は一度査定に出されてみてはいかがでしょうか。

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