岡田 半江(おかだ はんこう)の絵画買取なら高額査定の可能性!SATEeee絵画買取へ
1.岡田 半江の絵画作品を売りたいお客様へのご案内
岡田半江は、江戸時代後期に活躍した文人画家です。鮮明な色彩や墨色を生かした潤いのある優れた画を描き、作品の多くはメトロポリタン美術館や京都国立美術館といった国内外の美術館や博物館に収蔵され、重要文化財に指定されているものもあります。岡田半江の作品は希少で人気があり、買取額も高値になる傾向があります。
このページの目次
2.岡田 半江という絵画作家について
岡田半江は山水画や花卉画を得意としました。37歳の頃から半江独自の繊細な筆遣いや周到な構図、配色の調和が見られる作品が現れ始め、50代になって独自の画風を確立したとされます。とくに傑作は住吉浜に移住後に集中し、詩情豊かで柔和な筆致の自然で気負いのない構図で、繊細で効果的な配色によって高尚な枯淡の画境に達しました。
3.岡田 半江の絵画作家についての経歴など
岡田半江は、1782年に大阪で岡田米山人の子として生まれ、幼い頃から父に画を習います。28歳のとき父に代わり藤堂家に仕え、家業の米屋を継ぎ、文人画家としても活動し、40代後半には大阪の文人サロンを主催します。1837年の大塩平八郎の乱で大阪が焦土と化し、父米山人から受け継いでさらに買い増した膨大な典籍や書画、骨董器物などが灰と消えてしまいます。1838年頃からようやく創作意欲が戻り画作に没頭するようになり、移り住んだ住吉浜の地で数多くの傑作を描いて充実した晩年を送り、1846年に66歳で亡くなりました。
4.岡田 半江の絵画代表作品とは
- 春靄起鴉図(1841年)
- 春山閑居図(1842年)
- 江村烟雨図(1844年)
5.岡田 半江の絵画作品の買取査定ポイントを解説
岡田半江は真贋不明の作品や模写が多い傾向にあります。そのため、半江本人の真作肉筆画で保存状態がよい作品は高額査定の重要なポイントです。とくに1838年頃以降の、住吉へ移住してから描かれた作品は評価が高く、高額になる可能性があります。
代表的な絵画作品の査定ポイントはこちら- 人気のある晩年の作品か
- 肉筆の山水画か
- 正式な鑑定書が付いているか
- 作品の状態は良好か
6.岡田 半江の絵画作品の取引相場や参考価格
岡田半江の真作肉筆画の『紫陽花図』が、古美術商から300,000円で販売されています。本紙が縦130cm×横59cmの大きさで、画面に一部修復跡がありますが表装の締め直しをした良好な状態の作品です。緻密な筆致で淡彩の紫陽花が描かれており、初夏に楽しめる花卉画です。この作品は修復がなされていますが、保存状態がよい岡田半江本人の作品であれば、さらに高額査定が期待できるでしょう。
7.岡田 半江の絵画作品の買取についてのまとめ
繊細で構図や配色に優れた画風で、緻密な描写力をもつ岡田半江の作品は当時から高く評価されました。しかし数々の美術館などに作品が収蔵されているため市場ではあまり出回らない傾向にあり、真作の肉筆画は貴重で高値の可能性があるので、一度査定してみてはいかがでしょうか。
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